この記事は、micro iDSDの発売を控えたiFIのテクニカル・チームがHead-FIやFaceBookに掲載しているものです。
以下は5月30日の投稿------------
http://www.head-fi.org/t/711217/idsd-micro-crowd-design-super-duper-feature-1-3-intelligent-spdif-voted-1-by-you-page-43/615#post_10591026
異なる人々には異なるなで方を(それぞれ異なるフォーマット専用のフィルター)
背景
リンギング(電子工学の):信号中の鋭いトランジェント(移行部)の付近にスプリアス信号(これを“ring”と呼びます)として現れる“人工音”。
視覚的には、エッジ付近に“ring”として現れます。聴覚的には、トランジェント付近に“エコー”として現れます。
BEFORE the transient = Pre-Ringing トランジェントの前=プリ(前)リンギング
AFTER the transient = Post-Ringing. トランジェントの後=ポスト(後)リンギング
「リンギング」は録音やDACチップセットに生じます。これについては、ネット上に豊富な情報があります。
技術的説明
micro iDSDは、PCMとDSDを再生する時には、そういったタイプのリンギングを減少させるまたは排除する以下のフィルターを持っています。
DSD: Extreme/Extended/Standard filters
PCM: Bit-Prefect/Minimum-Phase/Standard filters
DXD: Bit-Perfect
さらに、私たちの考えでは、測定と実際の聴感は必ずしも同一ではありません。
一般的に、私たちは測定用には(テスト装置につなぐなどの場合)“Standard”をお薦めし、聴く時には他のフィルターをお薦めします。しかし、常にそれらを“オンザフライで”(通常のプロセスで)試すようにしてください。
今後のソフトウェアチームのメモで、フィルターについてはもっと詳しく論じます。
聴く人にはどのような恩恵があるのか
オーディオというのは、究極的には主観的なものです。ですから私たちは常にお客様に、望みの音に合わせて、そして選んだヘッドフォンやスピーカーに合わせてサウンドを調節することのできるオプションを提供しようと思うのです。
異なったフィルターが、それぞれのフォーマットのもとで“お薦め”として提供されますが、“最高”というものはありませんから、“最後の”選定はお客様に任せようと思うのです。
可能な場合は、まずBit-Perfectを使ってみてください。AMRとiFiで、聴く場合にいちばん使っているフィルターです。
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