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2015年3月22日日曜日

OTOTOY DSD SHOP ✕ iFI シンガー岩崎愛11.2MHzライヴ音源をリリース&DSD SHOP来場者アンケート結果

昨年末、渋谷HIKARIEで行われたOTOTOY DSD SHOP 2014での12月14日の公開ライヴDSD256(11.2MHz)録音が先日から公開されています。レコーディング&マスタリングエンジニアは音楽ライターとしても知られる高橋健太郎さんです。

岩崎 愛
この力強い歌声を"最高音質"で感じる喜び——岩崎愛、DSD 11.2MHzで録音した弾き語りアルバムを独占配信!!
詳細についてはリンク記事を御覧ください。

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さて、OTOTOYさんから「OTOTOY DSD SHOP 2014(来場総数3139名)」の来場者アンケートの集計結果をいただいたので、その一部を以下にご紹介します。



▲設問1
性別

  • 男性 : 1296名
  • 女性 : 180名

合計 : 1476名


▲設問2
年齢
  • 10代 : 48名
  • 20代 : 378名
  • 30代 : 402名
  • 40代 : 443名
  • 50代 : 162名
  • 60代以上 : 42名
合計 : 1476名


▲設問3
ハイレゾを再生できる環境はありますか? 「ある」とお答えの方は、お使いのソフトウェア/ハードウェアを教えてください。

  • ある : 908
  • ない : 551

【ソフトウェア】(複数回答可)
  • iTunes : 510
  • AudioGate : 221
  • Audirvana Plus : 124
  • foobar2000 : 264
  • ONKYO HF PLAYER : 158
  • X-アプリ : 30
  • Media Go : 24
  • VOX : 7
  • USB Audio Player PRO : 7
  • ProTools : 3
  • HQPlayer : 1

【ハードウェア】(複数回答可)
□USB DACを使用

機種名

  • iFI-Audio iFI nano iDSD : 31
  • Pioneer U-05 : 24
  • KORG DS-DAC-10 : 21
  • KORG DS-DAC-100 : 14
  • LUXMAN DA-200 : 10
  • iFI-Audio iFI micro iDSD : 11
  • RME Babyface : 14
  • TEAC UD-501 : 18
  • TASCAM DA-3000 : 9
  • FOSTEX HP-A8 : 8
  • SONY UDA-1 : 8
  • GALAXY Note Edge SC-01G : 6
  • audio-technica ATH-900USB : 2
  • Denon DA-10 : 1
  • SONY PHA-3 : 2
  • RATOC Audio Lab : 1
□ポータブル・プレイヤーを使用
  • 総数:51
□その他
  • 総数:3



▲設問4
DSDを再生できる環境はありますか? 「ある」とお答えの方は、お使いのソフトウェア/ハードウェアを教えてください。
  • ある : 432
  • ない : 873
【ソフトウェア】(複数回答可)
  • AudioGate : 55
  • Audirvana Plus : 19
  • foobar2000 : 61
  • ONKYO HF PLAYER : 24


【ハードウェア】(複数回答可)
□USB DACを使用
機種名
  • iFI-Audio iFI nano iDSD : 24
  • iFI-Audio iFI micro iDSD : 11
  • TASCAM DA-3000 : 21
  • KORG DS-DAC-10 : 17
  • FOSTEX HP-A8 : 7
  • Denon DA-10 : 4
  • Pioneer U-05 : 8
  • TEAC UD-501 : 8
▲設問5
今回ご試聴いただいたハイレゾ、DSD対応機器のなかで、印象に残ったプロダクト(製品)はどれですか? その理由もご記入ください。(有効回答数 : 683)

iFI-Audioのプロダクトを回答された方は有効回答数683名中、134名でした。

  • iFI-Audio iFi micro-iDSD : 102
  • iFI-Audio Retro System : 32

理由
  • コンパクトでいい
  • 豊かな音の鳴りには感動せざるを得なかった
  • 手軽そうだったので、値段的にもスペース的にもいい
  • 気になっていた、渋いデザインなのにデジタル入力完備しているところ

2014年10月23日木曜日

秋のヘッドフォン祭2014(3)シンガーソングライターRie fuのDSD256音源、12月リリース音源も先行試聴!そして・・・

iFI-Audioの輸入・発売元トップウイングのブース内(13Fルーム「コスモ」②)において、NetAudio誌#16のDSD256付録音源「So-Re-Da-Ke」がご試聴いただけるほか、12月20日発売予定の「アニソンオーディオ」誌の付録音源であり、かつてRie fuが歌ったI wanna go to a place... (『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』(2005)のエンディングテーマ/9年ぶりのセルフカバー弾き語り)も先行でご試聴いただけます!

そして、この2曲を収録したPyramix Masscore+hapiシステムをブースに持ち込みます。収録に使ったマルチトラック機材からの再生をそのままiFI機材につなげてヘッドフォンで確認できるようにしてしまいます!


秋のヘッドフォン祭2014(2)テクノボーイズP.G.秘蔵音源試聴!

iFI-Audioは来たる10月25日~26日に中野サンプラザ(東京)で開催予定の「秋のヘッドフォン祭2014」において以下音源の試聴を行います。


iFiのサポートにより行ったNetAudio誌Vol.15のDSD256(11.2MHz)音源が話題を呼んだテクノボーイズP.G.の、e-onkyoで24/96で配信されているハイレゾが、アイウィル佐藤純之介プロデューサーの特別のお計らいにより、この日初公開の32Bitバージョンで、iFiのブースにてじっくりご試聴いただけます!

テクノボーイズ2nd「good night citizen」ハイレゾの秘蔵32/96版と、現在放送中のTVアニメ『トリニティセブン』から、ED主題歌「BEAUTIFUL≒SENTENCE」「SHaVaDaVa in AMAZING♪」の2曲

もちろん、テクノボーイズP.G.のDSD256書き下ろし音源「Visible invisible」もPyramixから変換した様々なフォーマットで聴き比べしていただけます!

iFI-Audioの輸入・発売元トップウイングのブース内(13Fルーム「コスモ」②)にぜひお立ち寄りください。






2014年10月7日火曜日

DSD256(11.2MHz)を聞こう 第2回:再生にまつわるアラカルト(WSDほか編・補遺)

 前回の無料音源の紹介に引き続き、今回は「DSD11.2MHzにまつわるアラカルト」ということでDSD11.2MHzファイルを再生する時の疑問を解決していこうと思う。
 
Q1. そもそもDSD11.2MHzってなんですか?DSD256とかQuad-DSDとか別の呼び名があるのはどうして?
A. ⊿Σ(デルタシグマ)変調方式の1bit/11.2896MHzでサンプリングするフォーマットのこと。
 DSD256はCDのサンプリング周波数44.1kHzに対して256倍であることの意。Quad-DSDはSACDのサンプリング周波数2.8224MHzに対して4倍であることの意。つまりDSD11.2MHz、DSD256、Quad-DSDは同じ意味である。
 (ちなみにMicro iDSDとNano iDSDは48kHz系の256倍にも対応している。Micro iDSDは512倍にも。)

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Q2. 1ビットオーディオコンソーシアムのDSD11.2MHz音源を聞きたいんだけど、どうすれば?
A-1. WSD形式は一般的なDSD再生ソフトでは読み取れないので、バイナリエディタでファイルを開いて、以下の文字列を先頭に挿入し、拡張子をdffに変えて保存する。
注:以下、バイナリエディタでの作業はファイルを壊す恐れがあります。必ず音源のバックアップを取ってから自己責任で行ってください。音源が聞けない等の問題が起こっても責任を取れません。

46 52 4D 38 00 00 00 00 3C 70 C8 E0 44 53 44 20 46 56 45 52 00 00 00 00 00 00 00 04 01 04 00 00 50 52 4F 50 00 00 00 00 00 00 00 4A 53 4E 44 20 46 53 20 20 00 00 00 00 00 00 00 04 00 AC 44 00 43 48 4E 4C 00 00 00 00 00 00 00 0A 00 02 53 4C 46 54 53 52 47 54 43 4D 50 52 00 00 00 00 00 00 00 14 44 53 44 20 0E 6E 6F 74 20 63 6F 6D 70 72 65 73 73 65 64 00 44 53 44 20 00 00 00 00 3C 70 C8 6E



↓


ここではバイナリエディタとして「DANDP Binary Editor」を使っている。ただし、DSD256の元ファイルが大きいため、PCのメモリが最低でも6GBないと厳しいので注意。
 また、再生時には非常に大きなポップノイズが入るので、あらかじめボリュームを絞っておいたほうが賢明だろう。
 
A-2. 以下のような手順で理解を進めれば、自分で補完できるようになるはずだ。

WSDのファイルフォーマット形式を理解する
 DSDには現在Sonyが提唱したDSF、PhilipsのDSDIFF、そして1ビットオーディオコンソーシアムのWSDがある。ファイルフォーマットは主に、そのファイルの自体を説明する「ヘッダ」とデータ本体に分けられる。それぞれファイル構造が異なるため、対応しているソフトでないとそれぞれのファイルは再生できない。
 1ビットオーディオコンソーシアムで公開しているDSD11.2MHz音源はWSDフォーマットであるものの、データ本体のみが入っておりヘッダが入っていない。そのため自身で補完する必要がある。補完するためにはWSDのデータ構造を理解する必要があるのだ。
 WSDの仕様書は1ビットオーディオコンソーシアムのサイトで公開されている。
  (1ビットオーディオコンソーシアム→1bit関連データ[1bit Data]→WSDフォーマット[WSDファイル仕様書])
 同様にDSF、DSDIFFの仕様書は以下で参照できる。
 

また、筆者の個人的なブログで書いた記事も参考になるかもしれない。


 
WSDとDSDIFFのデータ本体のフォーマットが同じであると気づく!
 WSDに対応している再生ソフトは少ない。そのため、本来であれば再生するためにはWSDのヘッダデータを入れ、WSD対応のDSD変換ソフトに読み込ませ、DSDIFFやDSFで書き出す必要がある。(更に言えばWSD対応のDSD変換ソフトはKORG AudioGateしかなく、AudioGateはDSD5.6MHzまでしか対応していないため、DSD11.2MHzではなくDSD5.6MHzのヘッダデータを入れ、書き出したあと再度DSD11.2MHzのヘッダデータを入れる必要がある。)
 しかし、各ファイルフォーマットの構造を見ると、データ本体の構造がDSDIFFとWSDでは、Big endian方式の各Ch1バイト毎で同じと気づくはずだ。つまり、DSDIFFのヘッダデータを入れればDSDIFFとして扱えるということだ。

DSDIFFのヘッダデータを書き込む
 A1を参考に書き込めばDSD11.2MHzのDSDIFFファイルとして扱えるようになる。

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Q3. LH Labsで公開されている2LのDSD11.2MHzの音源を聞きたいんだけど、どうすればいい?
A.以下のようにバイナリエディタで、先頭からアドレス71Eまでヘッダデータを削除すれば再生できる。


↓






以下のようになればOK。




以上、いったい何を言ってるのかわからないという人は試さない方がいい。お気をつけ下さい。


2014年10月5日日曜日

DSD256(11.2MHz)を聞こう 第1回:世界中の11.2MHzの音源紹介(無料音源編)

この連載記事を担当する@serierilです。ヴェクセルドミナンテという同人音楽サークルの代表として、昨年末からDSD11.2MHzの音源をリリースしています。ときにはiFi Audioのイベント時(ヘッドフォン祭、ポタフェス等)の製品説明スタッフでもあります。

 自分自身は録音を通じてDSD11.2MHzの魅力に取りつかれていて、日ごろからDSD11.2MHzの情報を調べているので、それを共有できればと思っています。なにかご意見がありましたらTwitterのアカウントまでお願いします。

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 音楽のデジタルフォーマットは1972年に日本コロムビアが開発した最初のデジタルレコーダー(13bit/47.25kHz)から年々着実に進化を重ねてきた。CDの16bit/44.1kHzやDVD-Audioの24bit/192kHz、SACDのDSD 2.8MHzを経て、約40年経った今、時代の最先端はDSD256=11.2MHzでの収録である。
 今まではCDやSACD等といった物理メディアのフォーマットがあったため、より高いサンプリングレート/ビット深度に対応した録音機器が出て録音したとしても、最終的には物理メディアのフォーマットに合わせる必要があった。しかし、ファイルベースで行われるハイレゾ配信では、物理メディアのフォーマットに縛られることなくマスターのフォーマットを直に聞くことができる。

 DSD256(11.2MHz)対応機器はあっても音源がないじゃないかと思われる方は多いと思う。DSD 11.2MHzは2013年に商用録音機器が出たばかりな上に、DSDベースで編集が出来ない※という問題点があり、現在入手可能な音源は確かに少ない。しかし、世界中を探すと無いわけではない。
 手始めに第1回の今回は、無料音源編ということで各レーベルがサンプルとして出しているDSD11.2MHz音源を紹介する。また補遺として、DSD512のアップサンプリング方法やそれに伴うDSDファイルのヘッダの書き換え等もご紹介しようと思う。

※2013年にリリースされたDSD11.2MHzで録音可能なDAWソフト、Merging PyramixはDSDベースで録音はできても編集ができない。編集する場合はDXDに変換し編集した後、DSD 11.2MHzに変換するか、もしくはアナログで出して編集した後、再度DSD 11.2MHzで録音することが多い。

1. Just Listen / Just Listen 1 - compilation  (要Native DSD Musicの会員登録)
 Just ListenはDSDネイティブ音源を配信しているNativeDSDに参加しているレーベルから、代表的なサンプル音源を集めたアルバム。DSD 11.2MHzの音源はトラック1、2、5、6の4曲ある。
 トラック1、2はスペインのEudora Recordsのソル:「ギターのための練習曲」Op.6-9, 同Op.35-22。これら2曲はフェードイン&アウトのみDXDによる編集がなされている。5chサラウンド(フロントLR、センター、リアLR)の音源もある。
 トラック5、6はChannel Classicsのマーラー:交響曲第1番のフィナーレ部分。SACDでもすでに発売済みの音源で、録音時のフォーマットはGrimm AD1によるDSD64(2.8MHz)。トラック5はPyramix、トラック6はHQ Playerによりアップコンバートされている。

2. Nidarosdomens jentekor & TrondheimSolistene / MAGNIFICAT Et misericordia (会員登録の必要あり)
2Lの音源をLH Labsが1曲サンプルとして公開している。元のフォーマットはDXDでPyramixによりDSD11.2MHzにアップコンバートされている。ただし、DSD11.2MHzの音源のみPyramixのデータが入っており再生できないため取り除く必要がある。方法は次回掲載予定の補遺で詳しく説明するつもり。

3. ヴェクセルドミナンテ  (WorksにDSD 11.2MHz[DSD256]のサンプルあり)
 自分自身で手がけた作品なので申し訳ないが、一応無料音源なので、絶好の宣伝機会だと割り切って紹介する。サークル発足当時からホールでの一発録りをしているので、DSD11.2MHzになっても前と変わらない方法で録音している。
 ホールで録音したオリジナルのピアノ曲が2曲、クラリネット+ピアノ曲が2曲、サンプルとして公開中。録音にはElectrArt製DSD 11.2MHz録音機器を使い、曲の切り出し以外は無編集。

4. 1ビットオーディオコンソーシアム  (1bit関連データ[1bit Data]→1ビットアワード受賞作品→2006年"ストラディバリソサエティのバイオリン(クリストフ・バラティ)" 永野桃子, 大場治子)
 早稲田大学,シャープ,パイオニア主催の1ビットオーディオコンソーシアムではバイオリン曲が1曲公開されている。録音にはオリジナルの録音機器を使用。ただし、このデータにはソフトウェアがファイルを認識するためのヘッダデータと呼ばれるデータが抜けているため、自分で補完する必要がある。これも補完方法は補遺編で詳しく説明する。

5. NetAudio誌Vol.15
TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND / Visible Invisible
 (雑誌が1300円)
 TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDによるDSD 11.2MHz楽曲がNetAudio誌に付録としてついている。ボーカル、ベースがエフェクトを追加するためPCM録音であるものの、他はシンセサイザも含めてオールアナログ。編集にはフォーカスライトの50kHzまでの特性を持ったミキサーをはじめとしたアナログ機器を用いている。記事に詳細なレポートがある。