2014年8月31日日曜日

micro iDSDのLED表示(SmartPower)その1





短い回答
micro iDSDのマニュアルは、バッテリー充電時に起こりうる様々な問題の代表的なものだけを解説しています。必要なのは、適切なUSBパワー供給源に接続して、あとは青いLEDが消えるまで放っておけばよいということだけです(充電時間は、何%バッテリーが残っているかによって異なります)。こうすれば、音楽を再生する準備ができるのです。
しかしもし、何らかの理由でmicro iDSDがこのフル充電の状態に達しなかったら、バッテリーは空のタンクで動作することになります。その結果、LEDの様々な状態が報告されているのです。

長い回答
以下のマニュアル補遺を参照してください。

ユーザーマニュアル補遺

スイッチオン時(充電器に接続中で充電状態の時)--------------------
が点滅
●原因:LEDの状態: 「バッテリーが危険」な状態なのでシャットダウンしてしまった。充電用に不適切な機器が接続されている(たとえば、iPhoneは「適切」ではないので、iPhoneからは電流が流れない)。すべての機能がオフになり、バッテリーからは数ミリアンペアしか供給されない。LEDは、ユニットのスイッチがオフになるか、バッテリーがゼロになるまで点滅する。この状態は約48時間続く。バッテリーが15%程度充電されるまで、ユニットは「シャットダウンの状態でロックされる」。

●解決策:ユニットのスイッチをオフにして、充電器に接続し、充電中を示す青いLEDが消えるまで、そのまま放置します。充電器と電池残量の状態によって異なりますが、通常は8~24時間かかります。フル充電しなくても駆動を再開することはできますが、フル充電するのが最良の方法です。

●Gotcha’s(出来たぞ!):フル充電になった時点で、ユニットは、バッテリーの寿命を縮めることになる過充電から電池を保護しようとします。適当な時点でこの問題が解決されれば、問題は生じません。

が点滅
●原因: 「バッテリーが危険」な状態なのでシャットダウンしてしまった。micro iDSDは、シャットダウン中に充電用に不適切な機器が接続されているかどうかをテストする(たとえば、iPhoneは「適切」ではないので、iPhoneからは電流が流れない)。こういった不適切な装置が検知されると、micro iDSDはフルシャットダウンするが、USBパワーポートから再充電することができる。

●解決策:ユニットのスイッチをオフにして(この時点で青いLEDが点灯し、充電中であることを示します)、青いLEDが消灯するまで、そのまま放置します。充電器と電池残量の状態によって異なりますが、通常は8~24時間かかります。

●Gotcha’s(出来たぞ!): フル充電になった時点で、ユニットは、バッテリーの寿命を縮めることになる過充電からバッテリーを保護しようとします。適当な時点でこの問題が解決されれば、問題は生じません。

が点滅(非常に急速に)
●原因:バッテリー自体が持っている保護回路が、バッテリーにダメージを与えることになる過充電を防ぐために、バッテリー接続を解除してしまった。micro iDSDは、バッテリーの状態が正常に復元されるまで動作しない。

●解決策:ユニットのスイッチをオフにします(この時点で青いLEDが急速に点滅します)。この時点で、micro iDSDは標準的なバッテリー供給方法である「フラット・バッテリー供給」で充電します。つまり、バッテリーにダメージを与えるのを避けるために、非常に遅いペースで充電するのです。その後、バッテリーが再び通常レベルで充電できるようになった時点で(通常は30分以内)、ユニットは通常の充電状態に戻り、青いLEDが点灯します。そうなったら、青いLEDが消灯するまで、そのまま放置します。充電器と電池残量の状態によって異なりますが、通常は8~24時間かかります。
まれに(実際には理論上の話で、現実には起こらないと思いますが)バッテリーが急激に消耗して、「フラット・バッテリー供給」が30分後に終了しても、バッテリーが正常に充電できない可能性がありますが、そうなるとユニットは完全にシャットオフします。この場合には、micro iDSDをUSBポートから一度抜いた後に再び差し込み、改めて30分の「フラット・バッテリー供給」を再開してください。

●Gotcha’s(出来たぞ!): この時点で、ユニッットはバッテリーをダメージから守ろうとします。このまれなケースでは、問題は起こったとしても最小ですが、バッテリー保護回路が繰り返し働くと、バッテリーの寿命が縮みます。
バッテリー保護回路は、バッテリーにダメージを与えるような状態を防ぐので、他にリスクはありません。最悪の場合は、認定代理店でバッテリーを交換してもらってください。

スイッチオフ時--------------------
が点滅(非常に急速に)
●原因: バッテリー自体が持っている保護回路が、バッテリーにダメージを与えることになる過充電を防ぐために、バッテリー接続を解除してしまった。micro iDSDは、バッテリーの状態が正常に復元されるまで動作しない。

●解決策:micro iDSDは標準的なバッテリー供給方法である「フラット・バッテリー供給」で充電します。つまり、バッテリーにダメージを与えるのを避けるために、非常に遅いペースで充電するのです。その後、バッテリーが再び通常レベルで充電できるようになった時点で(通常は30分以内)、ユニットは通常の充電状態に戻り、青いLEDが点灯します。そうなったら、青いLEDが消灯するまで、そのまま放置します。充電器と電池残量の状態によって異なりますが、通常は8~24時間かかります。

●Gotcha’s(出来たぞ!): この時点で、ユニットはバッテリーをダメージから守ろうとします。これはまれにしか起こらないでしょうし、その場合でも問題は最小ですが、バッテリー保護回路が繰り返し働くと、バッテリーの寿命が縮みます。

バッテリー保護回路は、バッテリーにダメージを与えるような状態を防ぐので、他にリスク(たとえば、急に分解しなければならないといったようなリスク)はありません。

(数秒後に消灯)
●原因:
1) バッテリーがフル充電されている。充電の必要はない。
2) バッテリーを充電するのに十分な電量が供給されていないので、充電できない。

●解決策:
1) すばらしい!
2) 他の充電器、ポート、ケーブルなどを試してみてください。

●Gotcha’s(出来たぞ!):他の充電器を試してみて、それでも青いLEDが消灯するなら、フル充電できているはずです。

2014年8月23日土曜日

PCによりどの程度のオーディオ再生能力があるのか?

あなたのPCはどの程度のオーディオ再生能力があるのか?

JRMCベンチマークテストでシステムをチェックすることに関して、いくつかの追加質問をいただきました。
私たちはこのテストを3つの異なるコンピューターで行っています。
下記のコメント付きの表をご参照ください。

Asus i5 Ultrabook laptop
Core Specs
Windows Experience Index
JRMC Benchmark
i5 CPU @ 1.7GHz, 8GB of RAM, Hybrid HDD/SDD
CPU 6.9, RAM7.4
~900

DSD256を再生できます。フォトショップなどの負担の大きいソフトを動かしていなければ、PCMをDSD256に変換して再生できます。


HP Core-Duo II 2.2Ghz laptop
Core Specs
Windows Experience Index
JRMC Benchmark
Core Duo II P8400 2.2 GHz, 4GB of RAM, Hybrid HDD/SDD
CPU 5.9, RAM 5.9
~1,700

DSD256が再生できます。PCMをDSD256に変換して再生することもできますが、ごくわずかでも他のソフトの負担があれば、苦労します。

Desktop
Core Specs
Windows Experience Index
JRMC Benchmark
i7 CPU @ 3.5GHz, 16GB of RAM, SSD only
CPU 7.9, RAM 7.9
~4,000

DSD256を再生できます。他のソフトの負担が通常レベルであれば、PCMをDSD256に変換して再生できます。CPUとメモリーを集中的に使うソフトも、かなりの程度使用できます。

結果から、次のことが言えます。
1) JRMCベンチマークテストが最重要であるということではありません。
2) Windows Experienceテスト結果も使いましょう(対象は、CPU+RAM用に7.0以降を使いましょう。オーディオ再生にはグラフィックスなどが大きく関わってくるからです)。

結論としては、Windows Experienceテストof 7.0以降「および」JRMC Benchmark ~3,000の両方を使うのがベストです。

とはいえ、JRMCベンチマークテストが~3,000ではないなら、寝る時間がなくなるので、気を付けてください。

最終的には、もしもオーディオ再生に苦労をしているのなら、両方の結果を見てください。そうすれば、適当な解決策がわかるでしょう。
Good luck!

micro iDSDの付属物

iFI micro iDSDの付属品です。
※2014年8月時点現在です。付属物は予告なく変更される場合があります。
※USBケーブル、RCAケーブルなどケーブル類はあくまで動作確認用の汎用品です。
よりよい音のためにはオーディオグレードの専用ケーブルをご購入下さい。



1. iFi velvet pouch
iFIベルベットポーチ(本体用)
2. Silicone sheet with 2 x Silicone bands - situated between Smartphone+micro iDSD with silicone bands to hold firmly together
シリコンシート1枚&シリコンバンド2枚
3. USB 3.0 cable (A plug > A socket)
USB3.0ケーブル(PCとの接続&本体充電用)
4. Purple copper RCA cable
RCAケーブル(音声出力用)
5. USB 2.0 cable (A plug 90 degree > A socket)
USB2.0ケーブル(PCとの接続&本体充電用、端子片側L型)
6. Silicone feet (white strip with 4 "feet")
本体用シリコンフィート(いわゆるゴム足)
7. Headphone adapter for (3.5mm>6.3mm)
ヘッドフォン出力端子変換アダプター(6.3→3.5mm)
8. Coaxial>Optical converter
本体同軸端子への光入力用コンバーター(光丸型への変換アダプター)
9. USB 2.0 cable (B socket > A socket)
USB2.0ショートケーブル(B端子メス→A端子メス、PCから通常USBケーブルを使う場合の変換用途)
10. Jumper (3.5mm > 3.5mm) for Smartphone headphone out into 3.5mm in of the micro iDSD
3.5mmミニプラグ⇔3.5mmミニプラグショートケーブル
11. USB Adapter (B socket > A socket)
USB2.0アダプター(B端子メス→A端子メス、PCから通常USBケーブルを使う場合の変換用途、※9と同じ機能をアダプター化したもの)