2015年7月3日金曜日

iDAC2に新ファームウェア4.08を実装、DoPでもDSD256が可能に

新製品iDAC2について、追加のお知らせです。

micro iDAC2にはiFIの最新ファームウェア4.08が標準実装されています。


この4.08ファームウェアは、DSD再生にDoP(DSD over PCM)方式しか選択できないMacユーザーのために開発されたものです。iFIのDSD推奨再生方式がASIOであることに変わりはありませんが、現在のところMac OSの標準ドライバーでDSDを再生するためには、DoP方式以外は選択肢がないため、PCM705.6/768KHzを、Mac OS上でDoPで使うときだけ開放させることによってDSD256(11.2/12.4MHz)を再生可能とするものです。なお、ネイティブのPCM705.6/768KHz信号を入力してもブロックされるため、iDAC2の対応スペックがMac OS上でもWindows上でも

●DSD256(11.2MHz/12.4MHz)
●PCM352.8/384KHz

であることに変わりはありません。

iDAC2はiFI独自のファームウェアプログラミングにより、Mac OS上でも余計なドライバーの追加を必要とせず、Windowsと同じDSD再生スペック(11.2MHz/12.4MHz)を実現する、初のDAコンバーターとなることに間違いはないと思われます。

2015年7月1日水曜日

「iDAC2」発売決定



好評いただいたnano iDSDmicro iDSDに引き続き、据え置きに徹したハイスペックDAC「micro iDAC2」を7月下旬に発売致します。

micro iDAC2はiDACの後継機であり、新規にバーブラウンチップを採用してDSD256、及びPCM384KHzまで対応させたのはもちろん、micro iDSDやnano iDSDのRCAライン出力では使われていない「クラスAチューブステート」(A級動作)、および「ダイレクトドライブ機能」(N-Channel J-FetとPNPバイポーラートランジスターを組み合わせ、ディスクリートに組んだもの)を採用し、ラインのアナログ出力を大幅強化した点も特徴です。

詳細については以下URLのiDAC2のページをご参照下さい。

7月11日(土)に中野サンプラザで開催される「ポタ研2015夏」(フジヤエービック主催)でご試聴いただけるほか、18日(土)には講師に野村ケンジ先生をお迎えして、秋葉原・オリオスペックにて他のiFI製品との聴き比べ試聴会を行います。

※急遽決定しました→7月4日(土)13:00~18:00
iFI micro iDAC2 試聴会 in e☆イヤホン秋葉原店店頭(試聴はヘッドフォン出力のみ)