2016年11月21日月曜日

これがmicro iDSD BL(Black Label)への進化です。その4


-->
核となるのはデュアルコア・バーブラウンの心臓です。



ハイレゾの心臓は今も残っています - DSD512/PCM768/DXD2×




micro iDSD Black Labelは、前モデルの無比の性能を引き継いでいます。つまり、MP3からDSD512(22.6-24.6MHz)/PCM768/DXD2×に至るまで、すべての音楽フォーマットをTrue Native®で再生する能力を持っているということです。
詳細については以前の記事をご覧ください(以下)

バーブラウン製チップセット×2

使用しているバーブラウン社のDACチップは、バーブラウン・ジャパンの最後のチップセットでした(とはいえ、合併後に発表されたのですが)。このチップセットはバーブラウンの「白鳥の歌」であり、そこにはコンバーター・テクノロジーのすべてが盛り込まれています。音楽性という点では無比の存在であり、iDSD Black Labelを含むiFi製品の大黒柱となっています。そして、まもなく発売になる注目の新製品Pro iDSDでも使用することになっています。

AMR/iFiGlobal Master Timing®



micro iDSD BLでは、フェムト秒レベルの精度を持つAMR Global Master Timing®クロックシステムをさらにアップグレードし、「超低」フェーズノイズ&ジッターを実現しています。iFiはジッターを除去するためにアシンクロナス(非同期)USB変換だけに甘んじたりはしません。nano iDSDからはじまったハイエンド・クラスのクロック制御にさらに磨きをかけたものがmicro iDSD BLに搭載されるのです。

2016年11月20日日曜日

これがmicro iDSD BL(Black Label)への進化です。その3 Operationsverstärker(オペアンプ)

Operationsverstärker(オペアンプ)


iFi/AMRの「OV」シリーズは、Operationsverstärker(オペアンプを意味するドイツ語です)を意味します。「OV」シリーズ(OV2627OV2628)の仕様は、他社製品ではめったに見ることがありません。ウェーハー(薄いシリコン基盤)の段階で特別にチップを埋め込まなければならず、また、最低注文数の要求が高いからです(パーツごとに最低でも3万個を購入しなければなりません)。micro iDSD Black Labelに使われている「他を超えた」部品には、ささやかながらこういった見識があるのです。


2016年11月18日金曜日

これがmicro iDSD BL(Black Label)への進化です。その2

従来品との違いは?

たくさんあります。「ステルスルック(ステルス機のような外観)」はただの始まりに過ぎません。「ダブルブラック」と言った方がいいかもしれません。外観だけが違うのではなく、内部はもっと違っているのです。アノダイズ(陽極酸化)処理されたマット&グロス・ブラックと、バーントオレンジ色のシルク印刷の対比が際立っています。以前と同じ設計哲学を保ちながらも、ユーザーの皆様の提案を考慮に入れ、デジタル及びアナログステージに最新の、もっとも先進的な部品を投入して、micro iDSDを再設計したのです。

特別な仕様:

  • DACのデジタル信号セクションとデジタル電源セクションをアップグレード。
  • フェムト秒レベルの精度を持つAMR Global Master Timing®クロックシステムをさらにアップグレードし、「超低」フェーズノイズ&ジッターを実現。
  • アナログ信号セクションと電源セクションを改良。
  • 3D+®のパフォーマンスをチューニングし、XBass+®のパフォーマンスをチューニング。
  • 最新の出力安定化ネットワークによって、歪みを低減。


音質がよりなめらかになり、重みが増し、中域が充実しました。低域はより深く、クリーンになりました。iDSD Black Labelはあらゆる点で、ノーマルエンジンのmicro iDSDの「ターボチャージ・ヴァージョン」なのです。

これがmicro iDSD BL(Black Label)への進化です。その1

1. サテンブラックのシャーシにバーントオレンジ色のシルク印刷
2. 主要パーツを最新のものに変更
3. 3D Holographic+®とXBass+® - 聴いてすぐに進化がわかります