2024年3月19日火曜日

【新製品】GO bar 剣聖発売のお知らせ


 




K2 HDテクノロジー搭載スティック型USB-DACアンプ

GO bar 剣聖

標準的な小売価格:85,800(税込)

発売日:2024327



オーディオを極めた人のために『鍛造』されたウルトラポータブルDAC

iFi audio GO bar剣聖 - 2022年に発売されたスティック型USB-DACアンプGO barが誇るパワフルで世界最強の性能をさらに研ぎ澄ます

iFiが新たに打ち出すGO bar剣聖は、文字通り剣聖のために細心の注意を払って鍛造された伝説の剣のような出で立ちをしています。

まさに、刀匠の献身を具現化して、日常生活のノイズを切り裂き、あなたの音楽の真の本質を露わにする体験を生み出すために、純粋さ、バランス、洗練性に焦点を絞り設計されたのです。

部品それぞれにこの哲学を反映した「GO bar剣聖」は、有名な「K2HD」テクノロジーを搭載した世界初のウルトラポータブルDACです。

JVCのサウンド・エンジニアたちが細心の注意を払って数多くのオリジナル・マスターとサブ・マスターを比較し、幅広い専門知識と技術を利用して、デジタル化を行う過程で失われた高調波を取り戻しています。つまり、あなたの音楽をオリジナル・マスターにより近くなるように復元する技術です。

私たちのクラフトマンシップと、倦むことのない完璧さへの探求を通して、真に「剣聖」に値するGO barをお届けします。

 

失われたものを発見する

テクノロジーの最先端を絶え間なくリードする「K2HD」は、私たちにとっての最新の「新技術」です。JVCK2HD」テクノロジーによって、GO bar 剣聖は波形を修正して高調波を生み出します

K2HD」はデジタル化を行う過程で失われたデータを復元し、オーディオをアナログ・マスター・レコーディング品質に近い状態にするのです。

(「K2」及び「K2HD」はJVCKENWOODの登録商標です。詳細は:

https://www.jvckenwood.com/jp/technology/k2.html

 

K2テクノロジー:情感の証

デジタル・レコーディングは汚れのない明晰性をもつにもかかわらず、感情的な面において時には平坦で生気がないと感じられることがあります。

権威あるビクター・スタジオのエンジニアたちは、オリジナル・マスターとデジタル・サブマスターとの間にはっきりと感知できる情感の欠損に悩まされ、その解決法の探求に乗り出しました。

彼らは仕上がった無数のレコーディングとコピー・レコーディングを、本能的な感覚と人類が培った専門技術に頼りながら、細心の注意を払って比較を行いました。

そこでたどり着いた彼らの解決策が、「K2テクノロジー」なのです。

K2テクノロジー」による処理は、痩せて冷たい感じのするデジタル・サウンドに豊かで自然な高調波を再導入し、他のどんなアップサンプリングとも異なるオーガニックな音質を加えます。

K2テクノロジー」による処理は、レコーディングにもう一度生命を吹き込み、音楽を生き返らせるのです。



 

K2HD:失われたデータを取り戻す

K2テクノロジー」の最新の最高解像度バージョンは、「K2HD」として知られています。

CDの仕様に合うようにマスタリングする際には、22kHz以上のすべてのデータが切り捨てられ、解像度は256倍落とされます。

これはCDに限られたことではなく、Spotifyのライブラリーもすべてが圧縮された音源になっています。

しかし「K2HD」は、そのような失われたデータを復元することが出来るのです。

この先進の処理では、ファイルを192kHz/24ビットまでアップスケールし、波形を修正するために、手動で選定したK2パラメーターを適用しますこの技術は周波数軸ではなく、タイム・ドメイン(時間軸)を処理するのです。

先進の高域拡張と微細な信号(Bit)拡張によって、「K2HD」は22kHzを超える自然高調波と倍音を回復して、オリジナル・マスターに近いオーディオ品質を生み出すことが可能なのです。



DACはどうなっている?

GO bar 剣聖のデジタル・オーディオ回路は、高度なマルチビット・モジュレーションを備えた32bit Cirrus Logic DACチップセットを中心に構成されています。また、iFiGMTGlobal Master Timing)高精度クロックシステムにより、超低ジッターを実現しデジタルオーディオ信号のエラーや歪みを低減しています。

iFiデジタル開発チームがXMOSファームウェアをプログラミングし音質を最適化するとともに、Cirrus Logic DACとの完璧なパートナーシップを実現しています。PCM32bit/384kHzDSDDSD256に対応します。DSDPCMに変換する他のDACとは異なり、DSDデータをネイティブのまま再生するアーキテクチャを採用しています。また、GO barMQAフルデコードを実現しています。

パワーを秘めたバランス出力

GO bar 剣聖のアナログ回路は、その超小型サイズからすると驚くべきことに、左右対称のデュアルモノチャンネル出力段を持つバランス設計となっています。このトポロジーは通常、コストと複雑さのために、より大型で高価なアンプにのみ採用されるものですが、左右のチャンネルを完全に分離することにより、信号経路のノイズとクロストークを低減することができるのです。

 

GO bar 剣聖の回路には音質を犠牲にする省スペース・低コストなワンチップIC回路ではなく、高音質用途として優れた特性を持つ高品質なディスクリート部品、例えばTDK C0Gコンデンサ、パナソニック製OS-CONアルミポリマーコンデンサー、高密度タンタルコンデンサー、太陽誘電製とムラタ製のインダクターなどを採用しました。また電源のフィルタリングにも注力し、USB入力から混入する信号ノイズを大幅に低減しました。

GO bar 剣聖は電源フィルタとクロック回路を強化し、オリジナルのGO barを凌ぐ音質を実現するため、内部も磨き上げています。

GO bar剣聖のアンプ部は、音の純度と出力パワーを両立させた設計になっています。477mW32Ω)、7.5V600Ω)の出力は、16Ωのヘッドフォンに十分な電流を供給でき、600Ωのヘッドフォンに十分な電圧を供給できるため、単体ヘッドフォンアンプに匹敵する圧倒的な駆動力を実現しています。強力なパワーと魅力的な音楽性を兼ね備えたGO bar剣聖は、他のどのスティック型USB-DACアンプよりも幅広い種類のヘッドフォンやイヤフォンで素晴らしいサウンドを実現します。

さらにGO bar剣聖は2つのパワーチューニング技術を搭載しており、ヘッドフォン/イヤフォンにあわせて出力パワーを調整することができます。iEMatchは、高感度IEMに合わせて出力を減衰させ、潜在的なバックグラウンドノイズを除去しボリューム調整範囲を広げます。またターボモードではゲインを6dBブーストすることができ、よりパワーの必要なヘッドフォンにも対応できます。

画像の通り、GO bar剣聖の小さな基板の両側には、小型機器としては驚異的な音響性能を実現するための高品質な部品が搭載されています。

あなたの好みに合わせます

GO bar 剣聖はデジタルとアナログの両領域で、サウンド・チューニングが可能です。デジタル領域では、4つのデジタルフィルター(スタンダード、ビットパーフェクト[NOS=ノンオーバーサンプリング]、ミニマムフェーズ、iFi特製GTO[ギブス・トランジェント・オプティマイズド])を好みに応じて選択できます。アナログ領域では、iFiおなじみのDSPを用いないアナログ処理モードであるXBass+XSpaceを選択できます。

XBass+は、中域を濁すことなく低域を増強する洗練された「ベースブースト」で、重低音が不足しがちなイヤフォンや開放型ヘッドフォンに有効です。XSpaceは、スピーカーでミキシングされた音楽をヘッドホンで聴いたときに生じる「頭内定位」を補正し、ヘッドフォンの音場を広げることで、より広々としたスピーカーのような体験を提供するために設計されています。

 

ストリーミングプラットフォーム、ファイルフォーマット、ヘッドフォン、イヤフォン、そして音楽のジャンルや録音の質、あるいはゲーム、映画などの音に関係するあらゆるコンテンツにおいて、最適なサウンドを選択できるサウンドチューニングオプションは、様々な用途で使えるスティック型USB-DACアンプでは本来、必要不可欠です。GO bar剣聖はそれらを備える唯一無二の存在なのです。

高剛性のステンレスを採用した特別な筐体と便利なLED表示

多くのスティック型USB-DACアンプは、接続したソース機器上のソフトウェアでボリュームを調整するのみで、DAC機器本体でのコントロールはほとんどできません。GO bar 剣聖は違います。スマートな合金製の筐体には、正確なボリューム調整用の物理ボタン(ソース機器のボリューム機能と同期/非同期選択可能)があります。縦に並んだLEDは、再生中のフォーマットとサンプルレート、そしてXBass+XSpaceのどちらかが有効であるかを示す便利なガイドとなっています。

GO bar 剣聖は軽量なアルミ合金筐体ではなく、EMIシールドを強化するために、堅牢性を重視した高剛性のステンレス筐体を採用。ヘアライン仕上げの筐体は質感の高い外観に仕上がっています。

GO bar 剣聖にはエイシンクロナスUSB-C入力があり、反対側に2つのヘッドフォン出力があります。1つは4.4mmフルバランス出力で、バランスケーブル/プラグを備えたヘッドフォンを接続すれば、GO barのバランスオーディオ回路を最大限に活用できます。もう1つはiFi独自の「S-Balanced」テクノロジーを採用した3.5mm出力で、通常のシングルエンドジャックと比較してノイズとクロストークを50%カットしています。どちらの出力も金メッキが施されており、長期間にわたって嵌合品質を維持します。

 

あらゆることに対応

GO bar剣聖には、すぐに音楽を楽しめるように、アクセサリーが付属しています。iFiが開発した特注のLightning - USB-Cケーブルは、iOS機器でGO barを使用する際に最適です。Android機器やUSB-C搭載のPCMacでも使用できるUSB-C OTGケーブル、USB-C -> USB-Aアダプタが付属しており、ほとんどの場合、箱から出してすぐに使うことができます。レザートラベルケースも付属しており、どこへでも持ち運ぶことができます。

さらに、GO bar 剣聖には竹の稈(かん)の模様を生かし、装飾を施した化粧箱を用意。見て楽しめるデザインで、小物入れとしてもご利用いただけます。


GO bar剣聖の主な特徴

JVCの「K2 HDテクノロジー」を搭載し、ビットの拡張、帯域幅の拡大、波形の補正によってオーディオを強化し、最終的にマスターレコーディングに迫る音質を実現

・強化された電源とクロック回路により、オリジナルのGO barを凌ぐ音質を実現

EMIシールドを強化するために高精度のステンレス製エンクロージャーを採用

・ポケットサイズのハイレゾ対応USB DAC/プリアンプ/ヘッドフォンアンプ

・左右対称のデュアルモノ出力段を持つトゥルーバランス回路設計

2系統の超低ノイズ・ヘッドフォン出力(4.4mmフルバランス、S-Balanced 3.5mm

iEMatchTurboパワー・チューニング - 高感度イヤフォン、あるいは低能率ヘッドフォンにそれぞれ最適な出力調整機能

・先進のハイレゾデジタルオーディオに対応。PCM32bit/384kHzDSD256MQAフルデコードに対応

4種類のデジタルフィルター、XBass+XSpaceアナログ処理モード - 音楽とヘッドフォン/イヤフォンの特性に合わせてサウンドを調整可能

・精密なボリュームコントロールとフォーマット/サンプルレート表示LEDを備えた堅牢かつ軽量な合金製筐体

GO bar 剣聖と接続ケーブルを収納できるポケット付きレザーケース付属

・自宅、移動中、オフィス、どこにいてもセンセーショナルなサウンドを楽しむことが可能

・竹の稈(かん)の模様を生かし、装飾を施した化粧箱を用意



主な仕様

入力:                  USB-C

対応フォーマット:           PCM 44.1/48/88.2/96/176.4/192/352.8/384kHz

                                            DSD 2.8/3.1/5.6/6.1/11.2/12.3MHz

                                            DXD 352.8/384kHz

                                            MQAフルデコード

DAC                                 Bit-Perfect DSD & DXD DAC

 

ヘッドフォン出力

バランス出力:                   4.4mm

S-Balanced出力:               3.5mm

出力パワー(RMS         

バランス:                          477mW@32Ω; 7.2V@600Ω

シングルエンド:               300mW@32Ω; 3.8V@600Ω

出力インピーダンス:        以下(iEMatch有効時は3.6Ω以下)

S/N

バランス:                         132dBA

シングルエンド:              121dBA

ダイナミックレンジ          

バランス:                         108dBA

シングルエンド:              109dBA

THD+N

バランス:                         <0.0025% 6.5mW/2.0V @ 600Ω

シングルエンド:              <0.009% 100mW/1.27V @ 16Ω

周波数特性:                     20Hz - 70kHz-3dB

消費電力:                         最大4W

サイズ:                            65 x 22 x 13.2 mm

重量:                               65.5g
標準的な小売価格:          85,800(税込)

保証期間:                        12ヶ月

JAN                                5060738788514

※仕様は予告なしに変更になる場合があります。

 

化粧箱について
※天然木を使用しておりますので、割れ、ささくれが生じる場合がございます。開封の際などにご注意ください。
※仕上げに使用されているステイン剤がパッケージ等に移る場合、また天然木のため商品ごとに節目に凹凸がある場合や商品ごとに木目が異なる場合などがございます。あらかじめご了承ください

2024年2月29日木曜日

[数量限定]ZEN Airシリーズ+トランス式ACアダプターバンドル発売のお知らせ


ZEN Air シリーズ(一部)とオーディオ用としても定評のある株式会社パトス製トランス式ACアダプターのバンドルを300台限定にて発売いたします。

ZEN Airシリーズの対象製品はZEN Air DAC, ZEN Air Blue, ZEN Air Phono3製品となります。
ACアダプターが付属しない本ラインナップにて、お求めやすい価格ながらノイズが少なく本格的なACアダプターをセットにした本バンドルはオーディオを始められる方にピッタリなセットとなっております。


AC
アダプターは銘板に弊社TOP WINGロゴをあしらった別注モデル「TW-TAC1」となっております。
また、出荷にあたって各バンドル100台の定数を設け、無くなり次第終了となります。


ZEN Airシリーズ+トランス式ACアダプターバンドル

ZEN Air DAC + TOP WING トランス式ACアダプターバンドル
JANコード:4589631460910

 ZEN Air Blue + TOP WING トランス式ACアダプターバンドル
JANコード:4589631460927

ZEN Air Phono + TOP WING トランス式ACアダプターバンドル
JANコード:4589631460934

標準的な小売価格: 各20,900(税込)
発売日:20243月8




同梱の安定化回路内蔵トランス式ACアダプター「TW-TAC1」
ノイズの発生を抑制し外部からの影響も受けにくい株式会社パトス製の
定化回路内蔵トランス式ACアダプターにTOP WINGロゴを入れ別注。

TW-TAC1製品詳細はこちら
(TOP WINGページに遷移します)

TOP WING TW-TAC1製品仕様

自社取り扱い製品対応モデル:
iFi audio ZEN Air DAC, ZEN Air Blue, ZEN Air Phono, ZEN DAC, ZEN Blue(生産完了), ZEN Phono(生産完了)
ZEN Air CAN, ZEN CANにはご利用になれません

入力:AC 90~110V (50/60Hz 14VA)

出力電圧:DC 5V

出力電流:600mA

出力プラグ形状:内径φ2.1/外径φ5.5

極性:センタープラス

DCコード長:約180cm

重量:約423g

本体サイズ:約49×83×56mm(コンセント差込部含まず)

保証:12ヵ月

※仕様は予告なく変更となる場合がございます。


2023年12月13日水曜日

iDSD Diablo2発売のお知らせ

 


DSD512/PCM768・ロスレスBluetooth対応 ポータブルDACアンプ

iDSD Diablo2

標準的な小売価格:231,000(税込)

発売日:2023年12月20日



悪魔のための交響曲 — iFi audio iDSD Diablo 2が魅惑の音楽体験を生み出します

iDSD Diablo2:細かな音まで聞く悦楽

iFi audio iDSD Diablo2は、プレミアムレンジのトランスポータブルDAC&ヘッドフォンアンプの新製品です。悪魔のような赤をまとい、それはボンネットの下にすばらしくパワフルなエンジンを誇り昂揚感のある音のパフォーマンスを生み出すかのように、熟練のチューニングが行われています。

20211月にiFiは、それまでで最高のバッテリー電源によるDAC&ヘッドフォンアンプを導入しました。不屈のmicro iDSD Diabloです。iFiのモバイル&ポータブル機器の輝かしい製品群のトップに誇り高く位置するように設計されたmicro iDSD Diabloは、「ピューリスト」 、純粋で混じりけのない音のパフォーマンスを渇望する真のヘッドフォン愛好家のために作られたのです。

その時以来、iFiの業界をリードする設計チームは、再び水準を上げることができるようなmicro iDSD Diabloの後継機を、あらゆる側面から開発を続けてきました。舞台が整い、その時が来ました。iDSD Diablo2が今登場し、その悪魔のパワーと天上のサウンドによって、あらゆる場所のヘッドフォン愛好家のみなさまの音楽魂を捉える準備ができたのです。

iDSD Diablo2は、中も外も設計し直され、全体に及ぶ技術進歩によって、前モデルのアンプ・ステージが備えていたパフォーマンス中心の設計哲学と桁外れのパワーを、さらに増強しました。その幅広い対応性もさらに強化されました。オリジナルのmicro iDSD Diabloは、PCであれMacであれ、あるいはまたスマートフォンやタブレットであれ、ソース機器とケーブル接続しかできませんでしたが、iDSD Diablo2iFiの定評のあるBluetoothエンジンの最新世代を加えて、aptX Losslessに対応しています。これによってiDSD Diablo2は、ロスレスBluetoothオーディオを処理することのできる世界初のトランスポータブルDAC&ヘッドフォンアンプとなり、便利な無線接続が、可能な限り最高の音質で実現したのです。

iDSD Diablo2は、前モデル(166×72×25mm)と比して一回りサイズが大きくなりました(166×85×28.5mm)。「ポケットサイズ」よりもむしろ「持ち運びがしやすい」ことに重点が置かれています。机やテーブルに置くことができるように、あるいはまたバッグに入れて持ち歩くことができるように完璧に整形されていますが、従来のiFiのポータブル機器と比較すると内部容量が増えており、それをフルに活用して、最高の回路と最高級の表面実装部品を収納することができました。アルミ筐体であり、その名前にふさわしく同じ大胆なカラーを前モデルから継承していますが、新たにメタリックなクリムゾン(深紅)の陰影をまとった、目を引くようなスリットを備えています。

22本のスリットは、ただのみせびらかしではありません。それらは、放熱と、iDSD Diablo2に付属する悪魔の「翼」を固定するレールという、二重の機能を持っているのです。これらの着脱可能な付属物は、デスク・スタンドの役割を果たし、本体を様々な形で設置することができます。iDSD Diablo2を好みに応じて横置きにも縦置きにもすることができるのです。悪魔のように巧妙なiDSD Diablo2は、音源ソース、設置方法ともに好みに応じて幅広い対応性を示し、電源をオンにする前から印象的な自己表明をしています。

上:iDSD Diablo 2のスリット入りアルミ筐体は、独特の形と実用的な機能の両方を生み出します

DACの嗜み

iDSD Diablo2のデジタル・ステージは、バーブラウン製DACチップをベースにしています。自然なサウンドの「音楽性」とトゥルー・ネイティブ・アーキテクチュアによって選定し、iFiが幅広い製品群に使っているものです。iDSD Diablo2では、DACチップを特製のインターリーブ方式で構成されています。2つのDACチップ、すなわち4ペアの差動信号がノイズ・フロアを下げ、チャンネル・セパレーションを改善させ、音楽の細かな部分とマイクロダイナミクスの解像度を高めています。これらによってiDSD Diablo2DACとしての能力を増強することができたのです。



iFiは、バーブラウン製DACチップに対して十分な経験を有しています。つまり、最大限に力を引き出す方法を知っているということです。しかし、結果として生まれるサウンドにDACチップの音質が本来備わっているとはいえ、模範的なDACステージを生み出すことは、特定のDACチップを選べばすむということではまったくありません。




そういったきわめて重要な部品のひとつが、デジタル入力から受け取ったオーディオ・データを処理するXMOSチップです。iDSD Diablo2は、16コアXMOSマイクロコントローラーを搭載し 、iFi内部のデジタル開発チームがXMOSのファームウェアをプログラムすることで音質を最適化し、バーブラウン製DACチップと完璧な組み合わせになるようにしています。ジッター除去テクノロジーも幅広く活用しており、これにはiFiGMTGlobal Master Timing)によるフェムト秒制度のクロックとスマート・ストレージ・キャッシュの最新バージョンが内包されています。こういったテクノロジーの組み合わせが、iFiだけの専用「デジタル・エンジン」の基礎を形成しているのです。


 

すべてのフォーマットが最高品質



ハイレゾ・オーディオのサポートは最高ランクで、32ビット/768kHzまでのPCMデータ、22.5792MHzDSD512)までのDSDに対応しています。Burr-BrownDACチップの4チャンネル「トゥルー・ネイティブ」デザインにより、PCMDSDは別々の経路を通るので、DSDPCMも、アナログ変換されるまではネイティブな形を保つ「ビットパーフェクト」のままです。

ハイレゾストリーミングフォーマットであるMQAもサポートしており、最大384kHzまでのMQAファイルをフルデコード(アナログ出力時)することができます。これは、MQA「レンダラー」による最終的な展開だけでなく、「3つの展開」の完全なデコード処理が内部で行われることを意味します。

上:ピュアなパフォーマンスを生み出すことを目指して巧みに設計されたiDSD Diablo 2は、見た目も感触も「ハイエンド」です

これまで聞いたこともないBluetooth

iFiの最近の製品では、一般にBluetoothから連想されるものよりもはるかに音質に妥協がないBluetoothテクノロジーを搭載しています。機器間のワイヤレス・オーディオ伝送の利便性を実現しつつも、幅広いフォーマットのサポートと巧妙な技術によって、Bluetoothテクノロジーでは無比の名声を勝ち取っています。そのiFiが今、Bluetoothモジュールを再設計してそのパフォーマンスをさらに高めました。iDSD Diablo2は、それを搭載した最初のトランスポータブル製品です(据え置き用には直前に発売したNEO iDSD2に搭載しています)。



この新世代のiFiのモジュールで最も注目すべきは、「aptX Lossless初めての「ロスレス」Bluetoothオーディオ・フォーマットです。「ハイレゾ」と称される他のBluetoothフォーマットはすでに存在しますたとえば、aptX Adaptive24ビット/96kHzまでのオーディオを送出することができ、LDACの仕様は32ビット/96kHzまで拡張されていますが、これらは「ロッシー(非可逆圧縮)」フォーマットです。つまり、最終的にあまり重要でないと考えられるオーディオ・データを取り除くことによってファイルを圧縮しているということです。これらの「ハイレゾ」Bluetoothフォーマットは、古いコーデックに比べると効率的で、聴感上あまり不利にならないような圧縮を行っているのですが、それでも音質にはまだ妥協があります。

aptX Lossless」は、CD品質(16bit/44.1kHz)のオーディオを「ロスレス」で送出することのできる初めてのBluetoothオーディオ・フォーマットです(とはいえ技術的にはなおも多少の圧縮を行っているのですが)。この規格は、1.2MbpsまでのビットレートをCD品質で実現することができますこの値は、aptX AdaptiveaptX HDの最大ビットレートの2倍以上であり、LDACの最大値よりも約20%高い値です。Bluetoothで実現することのできる音質をさらに高めるこのフォーマットの潜在能力には、非常に意味があります。

aptX Lossless」は、クアルコム(Qualcomm)の「Snapdragon Sound」プラットフォームの一部です。このフォーマットの恩恵を得るためには、ソース機器(大体はAndroidのスマート機器)と、それを受け取る機器(Bluetoothヘッドフォンやイヤフォン、DAC、オーディオ・システム)が、これに適合する「Snapdragon」チップセットを搭載していなければなりません。NEO iDSD2は、「aptX Lossless」コーデックに対応した世界初のDACでしたが、そのすぐ後にiDSD Diablo2が、これを実現した初のトランスポータブルDACになりました。iFiはクアルコムと密接に活動して、その恩恵が最大になることを確保しているのです。

 


aptX Lossless」に加えて、Bluetoothの全フォーマットもサポートしています。aptX AdaptiveaptXaptX HDと互換性を備えています)、LDACHWA/LHDCAACSBCなどです。つまり、すべてのソース機器に、そのBluetoothの仕様の範囲内での最高フォーマットで対応することができるということです。iFiBluetoothモジュールは、OTAover-the-air」でアップデートすることができるので、将来さらにコーデックが登場した時にも追加することができます。

iDSD Diablo2は、「aptX Lossless」をサポートした最初のトランスポータブルDACであるのに加えて、今年の前半に発表された最新のBluetooth規格、Bluetooth バージョン5.4を搭載した最初の製品でもあります。これによって、ワイヤレスの範囲と安定性が最高になり、ソース機器とDACの間のスピードが最高になり、レイテンシーが最低になることが確保されています。iDSD Diablo2は、Bluetoothソース機器とのペアリングを8つまでメモリーに保存することができるので、それらの切り替えが簡単にできます。

上:iDSD Diablo 2のクリムゾン(深紅)のアルミ筐体は、
グレーのポリマー・エンド・ピースでBluetooth信号を受信するようになっています


PureWave — 最高に純度の高いサウンドを実現するための模範的な回路設計

どのようなDAC&ヘッドフォンアンプにおいても、デジタル・ステージは、全体の品質を語る際にはその半分でしかありません。重要なアナログ回路に関しては、そういった機器の多くが性能不足であるのが実状です。バランス・ディファレンシャル・アナログ回路設計は、信号経路内のノイズとクロストークを低減する能力によって長年にわたって擁護されてきましたが、追加のコストがかかり複雑でもあるので、ハイエンドのハイファイ・コンポーネントでのみ使用されるのが伝統となっていました。

2016年にPro iCANヘッドフォンアンプを発売して以来、iFiは様々な製品で様々なレベルの洗練度を持ったバランス回路デザインを徐々に導入してきました。オリジナルのmicro  iDSD Diabloは、新開発のツイン・モノ・トポロジーを採用し、入力から出力までフル・バランスになっていました — iFiはこのレベルの回路デザインを「PureWave」と呼び、並外れたリニアリティと限りなく低レベルのノイズと歪みによって達成される純度の高いサウンドを、このことばで表してきました。



PureWave」回路は、設計においても実用においてもきわめて洗練されており、高品質な部品を取り入れているので、iFiの上級層のDACやアンプ専用に取って置かれました。iDSD Diablo2は、最新世代の「PureWave」デザインを使用して、オーディオ品質とヘッドフォンアンプのパワーを高めるために、さらに強化されているのです。

 

パワフルな増幅が音楽の満足感を生み出す

きわめて高感度なIEM(インイヤーモニター)から、多大な電流を要求するプレーナー・ヘッドフォンに至るまで、あらゆるタイプのヘッドフォンを易々とドライブするiDSD Diablo2のアンプ・ステージは、桁外れのパワー、強力なエネルギー、魅力的なダイナミクスを生み出します。そしてこれに、細かなテクスチュアや細部まで見通することのできる解像力が組み合わさっています。4.4.mmバランス出力から32Ω5,180mW/12.9V600Ω611mW/19.2Vという出力を生み出すiDSD Diablo2は、この惑星上の他のどんなトランスポータブルDAC&ヘッドフォンアンプよりも、最高にドライブのむずかしいヘッドフォンを駆動するパワーを持っているのです。

 




アンプ・ステージには、接続されたヘッドフォンやIEMのスペックに合うように、3つのゲイン設定があります。デフォルト・モードは「Normal」(0dB)、そこから上へ向かって「Turbo」(+8dB)、「Nitro」(+16dB)と進んで行きます。iEMatchモードも搭載しています。これは、超高感度なIEMには特に有用です。背後のノイズを除去して、使用できるボリュームの範囲を広げるのです。ボリュームは、高品質なアナログ・ポテンショメーターでコントロールされます。これは、チップ・ベースのボリューム・コントロールよりも音の透明度が優れており、また、予期せずボリューム・ノブが回るのを防ぐために、所定の位置にロックすることもできます。

上:フロントには、モードの切り替えと ボリュームロック機構が備わります

 

iDSD Diablo2はもっと小型のポケットサイズのDAC&アンプよりも大きいので、それを活用して、全体に高品質な部品を使用しています。特製の超低歪みMOSFETオペアンプを、デジタル・ステージとアナログ・ステージの両方に用いており、また、手作業で選定されたコンデンサーも用いています。シルク繊維電解質を用いたエルナーSilmic IIPanasonicアルミニウム・ポリマーOS-CONそしてムラタと太陽誘電の多層セラミックインダクターなどです。

 






これらは一般的な製品よりも高価ですが、低ESR(等価直列抵抗)といったクラスをリードする品質、リニアリティの高さ、ノイズの低さが、音質の点で大きな恩恵を与えてくれるのです。もうひとつの重要な側面が、伝統的に用いられるDCサーボを使用せずに実現されたダイレクト・カップリング回路デザインです — iFiはこれを「Servoless Direct Drive」と呼んでいます。長時間に及ぶリスニング・テストと、実験室での厳密な分析によって最適な回路デザインが決定され、これが最大の音楽の楽しさを生み出すのです。






OptimaLoop − 純粋に「ポジティブな」ネガティブ・フィードバック

「ネガティブ・フィードバック」は、出力信号と入力信号を比較してエラーを是正するために、アンプ回路で使われています。これによってゲインをコントロールし、歪みを低減させるのです。音質的に有効な手段ですが、一般的に用いられている、ひとつですべてに対応する「グローバル・ネガティブ・フィードバック」では、一方で問題を解決しながら他方では別の問題を目立たせるということが起こる可能性があります。フィードバック誤差歪み、位相シフト、群遅延などが発生することにより、音質にネガティブな影響が生じることがあるのです。



回路の様々な部品にそれぞれ特別に適正化されたフィードバック・ループを持たせると良い結果が得られると認識した iFi は、通常のアプローチよりもずっと精確なネガティブ・フィードバック・システムを開発しました。これは、ひとつのグローバル・ループではなく、複数のフィードバック・パス(経路)で構成されており、それぞれのパスが特定の機能に最適化され、他のパスと相乗的に動作することで全体が最適化されたパフォーマンス生み出すようになっています。micro iDSD Diablo用に開発され、iDSD Diablo2でさらに洗練されたこのコンフィギュレーションを、iFiは「OptimaLoop」と呼んでいます。

 




上:iDSD Diablo 2のバランス・ツイン・モノ回路には、最高品質の部品と巧妙で妥協を許さない設計が詰め込まれています。

 

このパワーは揺るぎない

iDSD Diablo2が純粋で混じりけのないパフォーマンスに注力しているのに合わせて、電源回路には多大な注意が払われています。バッテリー電源は、ポータブル性を提供すると同時に、家庭用電源よりも理論的に有利なパフォーマンスを示します。超クリーンで安定したDC電流によって、電圧の急降下や急上昇、ノイズを誘発するRFI/EMI(電磁干渉/無線周波数干渉)汚染といった、家庭用電源に起因する問題を回避することができるのです。バッテリーの充電量が低下すると、出力電圧が低くなり、出力インピーダンスが一定しなくなるので、音質的に不利な点もありますが、iDSD Diablo2の設計はこういった問題にもすべて取り組んでいます。

iDSD Diablo2のパワフルな増幅と持続時間の長さを確保するために、4800mAhという大容量のリチウムイオン・バッテリーを内蔵しています。iDSD Diablo2はまた、製品に付属しているiPower IIを使って家庭用電源に接続して使うこともできますこのACアダプターはただの電源アダプターではなく、ANC II(アクティブ・ノイズ・キャンセレーション II)回路を搭載しているので、家庭用電源に接続しても、iDSD Diablo2のサウンド・パフォーマンスが保たれたままです。

 



高帯域で動作する電源回路が、iDSD Diablo2の設計上の重要な部分に専用に割り当てられており、独立したリニア・レギュレーションが優れたPSRR(電源電圧変動除去比)性能を実現します。ヘッドフォンアンプ・ステージは、ICレギュレーションをせず、総容量2320μFのパナソニックOS-CONコンデンサーを介して電源を供給します。DACセクションは、パッシブ・フィルターを加えた超低ノイズレギュレーターを用いることで、高調波歪みとジッターを低減しています。

USB入力ステージでさえ専用のレギュレーションと複数ステージ・フィルターリングを行っており、マイクロプロセッサー・コントロール回路(デジタル・ノイズの原因になることがよくあります)も個別のレギュレーションを行っています。

能率の悪いタイプのヘッドフォン(たとえばプレーナー・マグネティック・タイプ=平面型)を十分に歌わせるには、電圧を3.7Vから+/-15Vに上げる必要があります。これは、1.2MHzで動作するステップアップ・コンバーターを使用して実現しています。可聴帯域をはるかに超える周波数なので、典型的なスイッチング電源よりもフィルターをかけるのが容易で、これによって高いリニアリティと超低ノイズが可能になっているのです。

 


xMEMSで優れたパファーマンスを

xMEMSは、新しいソリッドステート・マイクロ・スピーカー・テクノロジーです。半導体テクノロジーを可動部品と融合させたMEMSの製造工程を利用して生み出され、これからのヘッドフォン及びIEMに革命を起こす可能性を秘めています。xMEMSはシリコンの振動板とピエゾエレクトリック・レイヤーを組み合わせた小さなスピーカーです。従来のムービング・コイル・ドライバーよりもはるかに優れた位相、過渡特性を生み出す能力を持った、しかも高域が驚異的な忠実度を示すのです。


xMEMSマイクロ・スピーカーは、電流ではなく電圧で駆動されるので、アンプに特別な要件が求められることになります。今年の初旬にiFiは、xMEMSに最適化された出力モードを持った世界初のDAC&ヘッドフォンアンプをリリースしました。micro iDSD Diabloの限定版で、Diablo-X(国内未展開)です。このテクノロジーが次世代のiDSD Diablo2に移植され、xMEMSドライバーを使用したヘッドフォン及びイヤフォンの能力を最大限に引き出すための専用のバイアス電圧、EQ、アンプ回路を備えることになりました。


xMEMSの最初の製品となるものが登場し始めています(Singularity ONI IEMなど)。今後も次々と登場してくることになるので、このxMEMSモードは未来を見通した最先端の技術のすべてを含んでいるということになります。

 

様々な接続方法

PCMac、スマートフォン、タブレット、その他のデジタル機器をエイシンクロナス(非同期)に、ソース機器のクロック品質に左右されずに接続・再生することができます。S/PDIF入力(3.5mm同軸、光丸)を備え、3.5mm->光角アダプターが付属しているため、S/PDIFによる接続も可能です。これらのデジタル入力は、どちらもリア・パネルに、外部電源及び充電用の独立したUSB-Cポートとともに配置されています。


バランス・アナログ出力を搭載しており、iDSD Diablo2のフル・バランス「PureWave」回路を最大限に生かすことができます。前面には、標準的な6.3mmシングルエンド・ヘッドフォン出力とバランス接続を提供する4.4mmバランス・ヘッドフォン出力があります。高品質なヘッドフォンやIEMの中には、バランス接続を備えたものや、4.4mmバランス端子にリケーブルできるようになっているものが、ますます増えているのです。



 

4.4mmジャックはがもうひとつ、リア・パネルに配置されています。背面の4.4mmジャックは固定出力のライン出力用に使うことができます。ヘッドフォンアンプとボリュームをバイパスして、iDSD Diablo2を外付けアンプやアクティブ・スピーカーに「Pure DAC」モードで接続するのです。これによって、バランス入力を備えたハイエンドのアンプやパワード・スピーカーにバランス接続することが可能になります。シングルエンド接続は、アダプター経由で可能です。この4.4mmジャックは、バランス・アナログ入力としても使うことができるようになっています。これによって、アナログ出力を備えた音源機器を、DACステージをバイパスして、直接iDSD Diablo2のヘッドフォンアンプとボリュームに接続することができるのです。



 

プレミアムなポータブル・パッケージ

iDSD Diablo2には、そのプレミアムなステイタスにふさわしく、贅沢なアクセサリー・パックがふんだんに付属しています。超低ノイズ「iPower IIACアダプターと、それに対応したUSB-C充電ケーブルに加えて、3種類のデジタル・オーディオ・ケーブルが付属しています。スマートフォンやその他のポータブル機器用のUSB-C OTGケーブル、それよりも長いPC及びMac用のUSB-Cケーブル、Apple専用のコネクターを備えたiOS機器用のLightning->USB-Cケーブルです。

様々なコネクター・タイプに合わせた様々なアダプターも付属しています。USB-C->USB-AS/PDIF光丸->光角、3.5mm->6.3mmヘッドフォン変換端子です。悪魔のように巧妙なデスクトップ・スタンドとして使うことができる「翼」の形をした付属品も同梱されており、さらにはプレミアム品質のトラベル・ケースがiDSD Diablo2を保護し、すべてを小ぎれいに納めてくれます。

家庭やオフィスで使うこともできれば、旅行に持って行くこともできるiDSD Diablo2は、違いのわかる音楽愛好家の大半にとってのトランスポータブルDAC&ヘッドフォンアンプの決定版です。



 

iDSD Diablo2の鍵となる特長

全般

・パワフルで反応が良く、なめらかで解像度が高い — iDSD Diablo2は魅惑的な音のパフォーマンスを生み出します

・多様な動作モード:DAC&ヘッドフォンアンプ、純粋なDAC(ボリュームバイパス)、アナログ・ヘッドフォンアンプ

・バッテリーと外部電源駆動の両方に対応 —ANC II(アクティブ・ノイズ・キャンセレーション II)を備えたiPower IIが付属

・大容量のリチウムイオン・バッテリーによって驚異的な増幅力とポータブル時の連続再生時間を実現

・マルチポジションのデスクトップ・スタンド、特製のトラベル・ケース、様々なケーブルとアダプターが付属

デジタル・セクション

・インターリーブ・デュアル・トゥルー・ネイティブ構成と先進のXMOS処理による特製の「超レゾ」DACステージ

GMTフェムト秒精度のクロックとストレージ・キャッシュによる幅広いジッター除去

aptX Lossless対応:44.1kHz/16bitをロスレスで送出できる唯一・最新のBluetoothコーデック

アナログ・セクション

iFi独自のPureWave技術採用:フルバランス・デュアルモノ回路設計により超低歪みを実現

・驚異の出力パワー・最大5,180mW:鳴らしにくいヘッドフォンであっても容易に駆動

iFi独自のOptimaLoop技術採用:ネガティブ・フィードバック(負帰還)回路で発生するフィードバック誤差歪み、位相シフト、群遅延などを最小化

・オーディオグレードパーツを多数採用

・音の純粋さを確保するための洗練された電源設計

・出力パワー切り替え機能搭載:NormalIEM用)、Turbo(一般のヘッドフォン用)、Nitro(大出力パワーを要するヘッドフォン用)

iEMatch機能搭載:高感度IEMに合わせて出力パワーを最適化

・次世代xMEMSイヤフォンドライバ対応:専用出力モードを搭載

 

製品仕様

デジタル入力:              USB-C

S/PDIF3.5mm同軸/光丸)

Bluetooth 5.4

アナログ入力:              4.4mmバランス・ライン入力

アナログ出力:              4.4mmバランス・ライン出力

4.4mmバランス・ヘッドフォン出力

6.3mmシングルエンド・ヘッドフォン出力

対応フォーマット:       DSD512/PCM768kHzMQAフルデコード

対応コーデック:           aptX LosslessaptX AdaptiveaptX

LDACHWA/LHDCAACSBC

DACチップ:                バーブラウン「トゥルー・ネイティブ」DACチップ2

SoC                             Qualcomm QCC 518x Series

 

周波数特性:                  20Hz-90kHz-3dB)

 

ライン出力セクション

出力電圧:                  4V200kΩ負荷時)

出力インピーダンス:200Ω

S/N比:                     114dBA)以上

ダイナミックレンジ:114dBA)以上

THD+N                  0.002%200kΩ負荷時)


 

ヘッドフォン出力セクション

最大出力パワー:

4.4mmバランス:      19.2V/611mW600Ω負荷時)

12.87V/5,180mW (32Ω負荷時)

6.3mmシングルエンド:         9.6V/153mW (600Ω負荷時)

8.85V/2,450mW (32Ω負荷時)

 

出力インピーダンス:以下(iEMatch無効時)(バランス・シングルエンド)

S/N比:                     113dBA)以上(バランス・シングルエンド)

ダイナミックレンジ:113dBA)以上(バランス・シングルエンド)

THD+N                  0.003%16Ω/2.4V出力時)(バランス・シングルエンド)

 

xMEMS出力仕様:

       最大出力電圧:    28Vpp (4.4mmバランス出力時)

       出力インピーダンス:22Ω

DCバイアス電圧:10-14V

消費電力:    Nitro 12W

Turbo 5W

Normal 2W

xMEMS 8W

 

 バッテリー:リチウムポリマー 4800mAh
 
充電:              USB-C充電(BC v1.2準拠 最大1900mA給電)

サイズ:           166x85x28.5mm

重量:              455g

 

標準的な小売価格:231,000(税込)

JANコード:5060738787692

保証:12ヶ月

仕様は予告なく変更となる場合がございます