Bluetoothレシーバー
GO Blu
標準的な小売価格:29,700円(税込)
発売日:2021年11月19日
超小型、超軽量、超絶サウンド
iFi audioのユニークなポータブルBluetooth DAC&ヘッドフォンアンプ「GO blu」が、お出かけ時に天上のヘッドフォン・サウンドを生み出します。
iFi audioの高い評価を得ているDAC&ヘッドフォンアンプは、2012年のブランド創立以来、製品群の基本理念となっています。スマートフォン、タブレット、PC、Macなどからすばらしいサウンドを引き出すのです。iFiのDACアンプ機器には、バッテリーを内蔵し、ポータブルに適したサイズのものもありましたが、このGO bluのように飛び抜けてポケットサイズのものはありませんでした。GO bluはiFi史上もっとも小型のDACアンプなのです。しかし、うれしくなるほど小さく(マッチ箱やジッポーライター並みの55×34×13mm)軽量(単3電池と同程度の27g)であっても、この「ポケット・ロケット」は驚異的なパフォーマンスを生み出すのです。
モバイルの利便性を最高に生かすために、GO bluはご使用の再生端末にBluetoothでワイヤレス接続します。何かと不自由なUSBケーブルやドングルに煩わされることもなければ、Androidデバイス用のOTGケーブルやiOSデバイス用のLightningケーブル、USBカメラアダプタに悩むこともなくなります。
GO bluは利便性を重要視してはいますが、音質に関しては妥協を感じさせるものは何もありません。ポケットサイズBluetooth DAC&ヘッドフォンアンプの大半は、入力処理、DA変換、アンプ回路のためにオールインワンの「System-on-a-chip(SoC)」を使用しています。これは実装がシンプルで、コンパクトで、コストパフォーマンスが高いのですが、音質に関して言えば、専門的に設計され、個別に最適化された回路ステージとは比べようもありません。ポケットサイズのBluetooth DAC&ヘッドフォンアンプとしては独自の仕様を誇るGO bluの巧妙な設計は、Bluetooth、DAC、アンプの各ステージを独立させて搭載し、それぞれが個別のブロックで管理されているので、最先端の仕様とすばらしいサウンドの理想的な組み合わせが実現しているのです。
iFi GO bluの前面と背面
小さくても完璧で、ChronoDial(腕時計の竜頭)をイメージしたコントロール・ノブを装備
BluetoothとDACステージ
iFiがBluetoothを手がけるとなると、それは「並のやり方」ではけっしてありません。小さなサイズであっても、GO bluも例外ではありません。クアルコムの最新の4コアQCC5100 Bluetoothチップを最大限に活用して、現行のハイレゾBluetoothオーディオ・フォーマットをすべてサポートしているのです。aptX Adaptive、aptX HD、LDAC、HWA/LHDCなどです。他にも、aptX、aptX Low Latency、AAC、SBCといった通常のコーデックに対応しています。
これによって、あらゆる再生機器を、それぞれの仕様内で可能な最高解像度で扱うことができます。他のポケットサイズのDACアンプで、このような多様なコーデックをサポートしているものはありません。また、Bluetooth上でこのような高音質のサウンドをサポートしているものもありません。GO bluはBluetooth v5.1に準拠しているので、可能な限り最高の帯域、安定性、パフォーマンスを確保しています。また、その「Bluetoothエンジン」は、ワイヤレスでファームウェアをアップデートできます。
Bluetoothステージは、シーラス・ロジックの32ビットDACチップを装備しており、これがDACステージに信号を送ります。これがiFi独自のデジタル・フィルターと組み合わされて、プリエコーやリンギングといった悪影響を与える産物を最小限に抑えます。そして、精密なクロック・システムが超低ジッターを確保し、こうしてデジタル・オーディオ信号のエラーや歪みを低減するのです。
アンプ・ステージ
iFiから最近リリースされたオーディオ機器の多くのアナログ回路は、これまではハイエンドのコンセプトだったバランス設計になっています。注目すべきは、GO bluも、その小さなサイズにもかかわらず、例外ではないということです。アンプ回路は、シンメトリカルなツイン・モノ信号経路を採用し、iFiのDirectDrive設計コンセプトを利用しています。つまり、ダイレクトカップリングによって、歪みの原因になる出力カップリングコンデンサーのない、クリーンな信号経路が確保されるのです。
まさにiFiのやり方で、GO bluは、この種の機器には通常は見られない回路部品を採用しています。TDKのC0G多層セラミックコンデンサー、太陽誘電とムラタのインダクターなどです。その結果は、信号帯域全体にわたる超低歪みに表れています。よりピュアで、よりクリアで、より自然な表情を持ったサウンドが生まれるのです。
アンプ・ステージは5.6Vまで出力することができます。同サイズの機器に比べるとかなりのパワーです。ヘッドフォンの比較的タフな負荷も易々とこなします。また、接続されたヘッドフォンやイヤフォンの感度に出力パワーが合うように、オートゲイン機能が6dB範囲内で調節します。
iFiの他のDACアンプをご使用のみなさまにはお馴染みの、選択可能な2つの機能によって、さらに音を好みに合わせることができます。まずXBass — ミッドレンジを汚すことなく低域を強調する「バス・ブースト」の洗練された形態です。これは、深い低音が不足しがちなイヤフォンやオープンバック・ヘッドフォンに特に有効です。もうひとつはXSpace — スピーカーを使ってミキシングされた音楽をヘッドフォンで聞く際に起こることのある、「音が頭の中にある」という効果を補正するために設計された設定です。これによってヘッドフォンの音場を効果的に広げて、もっと空間感のある、スピーカーを聞いているような体験が得られます。これらのオプション設定はどちらもすべてアナログ領域で動作するので、DSP(デジタル信号処理)によってデジタル信号を汚すことがなく、またスイッチの切り替えで信号経路に入れたり、信号経路からはずしたりすることができます。
ヘッドフォン出力をペアで装備しています。3.5mmシングルエンド出力と、4.4mmバランス出力です。バランス接続によって、GO bluのバランス・アンプ設計の利点をフルに引き出すことができます。さらに、3.5mm出力ソケットはiFiのS-バランス回路を採用しているので、通常のシングルエンド・ヘッドフォン接続を使用した場合と比べて、クロストークと歪みを半分に抑えることができます。
3.5mm/4.4mmヘッドフォン出力を上から見た図
左端はChronoDialコントロール・ノブ
裏面には充電用(USBオーディオ入力兼用)のUSB-Cポートと内蔵マイクロフォンを装備
Bluetoothヘッドフォンやイヤフォンを使えばそれでいいのでは?
もっともな質問です。考えてみれば、耳の中にワイヤレス・イヤフォンをポンと入れて、音源機器にダイレクトに接続する以上に簡単なことはありません。すべては音質が問題なのです。どんな種類のワイヤレス・ヘッドフォンやイヤフォンも、Bluetooth処理、DA変換、アンプの機能を小さなスペースに統合して詰め込んでいるので、音質には限界があります。良質な有線ヘッドフォンや有線インイヤーモニターを選び、単体の高品質なポータブルDAC&ヘッドフォンアンプと組み合わせれば、それらによって達成される音質は、どんなワイヤレス・ヘッドフォンやワイヤレス・イヤフォンも易々と打ち負かしてしまうでしょう。
GO bluを使えば、Bluetooth接続が可能なパワフルでポータブルなDAC&ヘッドフォンアンプの利便性と、音楽ファンの音質への要求、それらがどんなに高いものであっても十二分に満足させる並外れた音質が結び付くのです。
すべての要素がポータブルに最適!
軽量なソフトタッチのポリマー・エンクロージャー(信号をブロックする金属よりもBluetoothの受信に有利です)、銅色の外装、ChronoDial(腕時計の竜頭型)コントロール・ノブを備えたGO bluは、どこに行っても楽しく使うことができます。iFiは高品質なチップ・ベース(CMOS-MEMS)マイクロフォンも装備しているので、ハンズフリーで電話、ゲームのボイスチャット、Apple SiriやGoogle Assistantのボイス・アシスタントへのアクセスが可能です。
USB-C充電ポートにはさらに柔軟性が加えられています。オーディオ入力端子としても使用できるので、Bluetooth接続に対応していない音源機器をUSB接続することができるのです。この方法でGO bluに接続すれば、24ビット/96kHzまでのハイレゾPCMオーディオ・データがサポートされます。
小さく、便利で、独自の仕様を持ち、すばらしいサウンド。iFiのGO bluはあなたのヘッドフォン体験を高めてくれる、どこにでも持って行ける究極のアップグレードとなるでしょう。GO bluは2021年11月19日発売、標準的な小売価格は29,700円 (税込)です。
マッチ箱やジッポ−ライターと同じサイズでもっと軽いiFi GO bluはほんもののポケット・ロケットです
・手のひらに収まるサイズ感(55 x 34 x 13 mm)
・ハイレゾワイヤレスコーデックを含め、現在主要なBluetoothコーデックに対応(aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA/LHDC, AAC, SBC)
・USB-DACモード搭載(USB-C端子[充電共用]:~24bit/96kHz)
・Bluetootuモジュールには先進のQualcomm QCC5100シリーズチップセット採用
・Cirrus Logic製単体DACチップを採用
・iFi独自の超低ジッタ―技術、カスタムデジタルフィルター搭載
・デュアルモノフルバランス構成のアンプ部により、負荷の高いヘッドフォンにも対応
・低域増強機能XBass、音場補正機能XSpace搭載
・連続最大再生時間8時間
・通話/ボイスアシスト用として使えるマイク内蔵
主な仕様
チップセット:Qualcomm QCC 5100シリーズ
入力:
Bluetooth(aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA/LHDC, AAC, SBC)
USB-C(~24bit/96kHz)
出力:4.4mmフルバランスヘッドフォン出力、3.5mm S-balancedヘッドフォン出力
出力パワー:
4.4mmフルバランス出力:245mW @ 32Ω; 5.6V @ 600Ω
S/N比:
4.4mmフルバランス出力:111dB(A)
4.4mmフルバランス出力:<0.009%(6.5mW/2.0V@600Ω)
サイズ:55 x 34 x 13 mm
JANコード:5060738785230
標準的な小売価格:29,700円(税込)