お客様からの質問…
私たちはレコード、SET(シングルエンド3極管)、フルレンジスピーカーが大好きで、様々な真空管をテストし、計測し、試聴した結果、EL84Xを見つけました。それは私たちが、一般に使われている6922sファミリーと比較した結果、GE5670プレミアム・ファミリーに出会ったのと同じようなものです。
EL84XはEL84とほぼ同じなのですが、現在製造されているEL84真空管と比較すると、主として評価が高い点、そしてもう少し音質が良い点が違います(少なくともRetro Stereo 50では、にんまりです)。
このブランド及びモデルの真空管の音質は、そのまま電気的特性につながっています。たとえば、ピーク・カソード・エミッション(陰極の電子放出量の上限)が標準的なEL84よりも高いので、より高いピーク電流を保持することができるのです。私たちの記録には、他の細かな点でもこの真空管が優れているという側面が多数記載されています。
EL84を使用したアンプの中には、何の変更もなしにEL84がそのまま使われるものもあれば、そうでないものもあります。Retro Stereo 50は、どちらの真空管を使ってもよいように設計されています(とはいえ、真空管の取り替えは保証が切れるまではお待ちください)。
理由は明らかですが、私たちは音質の良い、大量に入手できる真空管を求めて、市場を探しまわります。こうして私たちはこの真空管を見つけたのです。これは軍事用の真空管なので、オーディオ用に宣伝されることはなく、またオーディオ専用ともされていないのです。実際に使用すると、すばらしい“スーパーEL84”であることがわかります。EL84Xと命名されているのは、これが理由です。
明白な理由により、私たちは真空管の正確な番号を開示しないことにしています。取り替えはiFiでできますし、今後もずっとそうします。一般に販売されているEL84はまったく問題なくRetro Stereo 50で使用することができます。いずれは、私たちのEL84Xよりも音の良いEL84を製造する工場ができるかもしれませんね。
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