簡易な(初心者向け)回答:これはDSDが本来持っている特徴で、不可避です。
詳しい(技術的)回答:以下をお読みください。
- PCMは真正なゼロ(沈黙)を瞬時に生み出すことができます。データの流れが止まると、PCMではDACがゼロにリセットされるのです。
- DSDは各サンプル間のレベルの違いだけを記録するので、トラックが変わる時(あるいはPCMからDSDに切り替わる時)には、プレーヤーはDoPマーカーを送りません。
- その結果、DAC出力のDSDの出力レベル(DSD-DoP経由の)が、最大レベルと最小レベルの間のどこかの地点(どこでも可能性がありますが、ゼロであることは稀です)に“くっつく”ことがあるのです。
- 次の曲が始まる時に、DACは突然新しいDAC値(通常この新しい値はゼロです)を受け取りますが、これは前のサンプルとは無関係です。それでポップノイが生まれるのです。
- このポップノイズを減らす唯一の方法は、これらの変化が起こっている間に短時間の沈黙を入れることです。換言すれば、再生ソフトがこれをちゃんと処理し、DoPマーカーを送る前に短い沈黙を入れなければならないということです。
- 例:JRiver v19以降はWASAPI下でこれをやっています。ですから、曲が変わる時にポップノイズが聞こえないのです。DoPが止まった時に沈黙をいれる(DACによってはクリック音が除去されます)
- 別の例:JRiverでDSD(ネイティブ)を使う時にはポップノイズは発生しません。
- オンキョーHFプレーヤーにはこの機能がないので、ポップノイズが発生します。
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