2015年5月14日木曜日

16日からヘッドフォン祭(3) KINGSOUNDの静電型ヘッドフォンを参考出品

iFI-Audioの製品ではありませんが・・・・・
KINGSOUNDの静電型ヘッドフォンと専用アンプを6Fトップウイングブースで参考出品いたします。
KS-H3は113KΩ、能率116dbのヘッドフォンです。

また、専用アンプM-03はリチウムバッテリー内蔵モバイル型です。ミュンヘンのショウと同時世界初公開となります。




KINGSOUNDは2002年に香港を拠点に設立されたハイファイオーディオメーカーです。ヘッドフォンだけでなく、CDプレーヤー、静電型スピーカー、アンプも手がける総合メーカーです。本国WEBサイト

参考出品ですので、ご来場の皆様に忌憚のないご意見をおうかがいしたく思っています。

16日からヘッドフォン祭(2)!iFI-Audioでパワー(電源)プレイ!

nano iDSDやnano iCAN、micro iDSDなどのバッテリー内蔵モバイル機種にご注目をいただいているiFI-Audioですが、iUSBPower、iTube、micro iCANも広範な支持をいただいています。

これまで、据え置き機種へのサードパーティー製電源アダプターに関するお問い合わせをいただき、以下の機種が適合することを確認いたしましたのでご報告させていただくとともに、春のヘッドフォン祭のiFI-Audioブースではすべて聴き比べていただけるよう準備しました。


※製品詳細については関口機械販売様のリンクをご参照ください。
※接続可能機種:micro iUSBPower、micro iCAN、micro iPhono、nano iCAN


※製品詳細についてはオーディオデザイン様のリンクをご参照ください。
※接続可能機種:micro iUSBPower、micro iCAN、micro iPhono、nano iCAN

●オーディオデザイン DCA-9VHD(上記の大容量モデル)

※製品詳細についてはオーディオデザイン様のリンクをご参照ください。
※接続可能機種:micro iTube、micro iUSBPower、micro iPhono、micro iCAN、nano iCAN
※このモデルはヘッドフォン祭オーディオデザイン様のブース(13F)でもiTube、iCANと組み合わせてお聴きいただけます。→お知らせ


※製品詳細についてはオリオスペック様のリンクをご参照ください。
※接続可能機種:micro iTube、micro iUSBPower、micro iPhono、micro iCAN、nano iCAN

そして、新しいiFI-Audio純正の電源アダプターiPowerについてもご試聴が可能です。

●iPower
9Vスイッチング電源でありながら、従来型の十分の1にノイズを抑えた製品
6月以降iFI製品に同梱予定、分売も計画中時期未定





2015年4月30日木曜日

ヘッドフォン祭でMEETS DSD256!最新音源を17日に初公開

着々と充実しつつあるDSD256(11.2MHz)の音源を、現在唯一のDSD256収録プロフェッショナルマシンであるPyramixシステムからのマスター再生、およびmicro iDSDを核としたiFIオーディオ製品で送り出し、TADの豪華なシステムで再生する豪華な試聴会。ヘッドフォン祭ならではの豪華ゲストを迎えての特別イベントです。
ヘッドフォン祭2日め(17日)、中野サンプラザ8F研修室12で開催します。

●日時:2015年5月17日(日)12:00~16:00
●会場:春のヘッドフォン祭2015 中野サンプラザ8F 研修室12
●入場:フリー/入れ替えなし ※椅子席30席/立ち見10名程度となりますので、満席で入場できない可能性もございます。あしからずご了承ください。


●第一部 12:00-12:45
iFI-Audio ✕ Net Audio ✕ Get NAVI
テクノボーイズDSD256の軌跡
トークゲスト:野村ケンジ、テクノボーイズ・パルクラフト・グリーンファンド(石川智久、フジムラトヲル、松井洋平)
概要:Net Audioでスタートした世界初のDSD256雑誌付録音源からGet NAVIの付録音源「ウィッチ☆アクティビティEDテーマ」まで約一年の軌跡を振り返る

●第二部 13:00-13:45
iFI-Audio ✕ OTOTOY
Polaris@赤坂BLITZ行われた世界初のDSD11.2MHzのダイレクトミキシング音源先行試聴!初公開
トークゲスト:奥田泰次(studio MSR)
Polaris DSD256ライヴ 先行試聴
概要:4月15日(水)に赤坂BLITZにて行われたPolarisのライヴを、エンジニア奥田泰次が、Solid State LogicのSSL AWS948とDSD11.2MHzでデジタル・オーディオ・ワークステーション「Pyramix」(ピラミックス)を使用して録音。本イベントでは、赤坂BLITZの楽屋に設置されたミキシング・スタジオやその録音時の写真を見ながら、録音の模様を奥田泰次と共に解説し、その音源を初披露する。

●第三部 14:00-14:45
iFI-Audio ✕ OTOTOY ✕ Net Audio
岩崎愛@HikarieでPyramixにて録音されたDSD11.2MHz音源試聴&ミニライブ
トークゲスト:岩崎愛、高橋健太郎
スペシャル生ライヴ:岩崎愛
概要:"浪速のノラ・ジョーンズ"の異名をとる女性シンガーの岩崎愛が、12月14日(日)、OTOTOY DSD SHOP 2014の会期中に、会場HikarieにてDSD11.2MHzでデジタル・オーディオ・ワークステーション「Pyramix」(ピラミックス)を使用して録音した音源のDSD11.2MHz試聴会を行う。また岩崎愛とエンジニアの高橋健太郎と共に、その録音時を振り返りながらのトークセッションや、岩崎愛のスペシャル・ライヴも予定。

●第四部 15:00-15:45
iFI-Audio ✕ FIX Records ✕ Net Audio
SONY乃木坂スタジオで録りおろし!Suara初のDSD256音源初公開
トークゲスト:Suara、岩井喬
Net Audio誌7月発売号付録DSD256音源の先行試聴
概要:名作「キミガタメ」「君のかわり」Net Audio誌付録音源先行試聴。Suaraさんご本人を迎えてのトークイベントあり

2015年4月18日土曜日

iFI Retro 発売遅延のお知らせとお詫び

FI-AudioのRetro System(Retro STEREO 50、Retro
LS3.5、及びフルセットシステム)について、4月下旬」の発売予告を出しておりましたが、iFI本社オフィスより「Retroの梱包パッケージを再設計し、輸送上より安全なものに取り替えた上で日本向け輸出を開始する」旨の連絡が入りました。
すでにiFI-Audioの日本語ブランドサイトでもお知らせしておりましたが、2月下旬よりヨーロッパから発売を開始したRetroですが、梱包の不具合による破損事故の事例が若干ながら報告されており、日本での流通には万全を期す、との決定により今回の措置となりました。

したがって、iFI Retroの日本での正式な発売は6月下旬に変更になりました。
ご予約いただきました多数のお客様に多大なご迷惑をお掛けすることをお詫びいたします。
iFI-Audio JP

2015年4月13日月曜日

iFI Retro - Power is everything パワーこそすべて

しかし、最終的に真空管アンプを首尾良く作り出すのも、ぶちこわしてしまうのも、出力トランスなのです。そして私たちが使っているものは、黄金時代の、そしてまた現代の、どんなものよりも優れています。コンフィギュレーションにおいてストレートライン(トーンコントロールがバイパスされる)で使った場合、信号回路でそれより先にある唯一の素子は、モーター駆動される16ミリのAlps製ブラック・ボリューム・コントロールだけです。それだけなのです!



トーンコントロールを使う場合は、パッシヴ型のJamesタイプのネットワークを最適化したものを、ボリュームコントロールの前の回路やプリアンプ回路(これはmicro iCANに見られるA級チューブ・ステート回路に由来しています)に挿入します。ここでもまた、信号にとって重要なすべてのパーツに、MELF抵抗(MELF形炭素皮膜固定抵抗器)とC0G(積層セラミックコンデンサ)が使われています。

それでも、古くから言われていることがあります:「どんなアンプも、電源次第である」。ここが、私たちが決定的に伝統を断ち切っている点です。私たちは「レゾナント・パワー・コンバーター」と呼ばれるものを使っています。これは、評判の悪いことが多い(確かにそのとおりであることも多いのですが)スイッチ・モード・パワー・サプライ(SMPS)に、動作の点ではちょっと似ていますが、典型的なSMPSの激しいスイッチングや電流量の多いスイッチングは避けています。これによって、SMPSの音の問題の多くを避けることができるのです。

このパワー・コンバーターは非常に高周波で動作します。一般のACサプライよりもずっと高速で、レギュレーションも施されています。つまり、商用電源の電圧がどうであれ(85ボルトより下から265ボルトより上に至るまで)、公称電圧はきわめて安定しているのです。一般の真空管パワーサプライは、パワーを引き出すにつれて「たるむ」傾向にあり、これが真空管アンプの「ぼやけた低音」の原因だと言われることがよくあります。電源がレギュレーションされていれば、電源は、信号がないところから最高出力に至るまで安定し、その結果強固で引き締まった低音が確保できるのです。

これにはさらなる利点があります。私たちはヒーターと高圧電流のために信頼性の高いレギュレーションされた電圧を確保できるので、商用電源の電圧の変化に対処するための余剰な電圧を残しておく必要がありません。その代わりに、私たちは一般よりも大きなパワーを生み出す最大限のスペックの設計を行うことができます。出力のパワーが増したことで電源の電圧に降下がないので、同じ出力真空管を使ったクラシックな設計の場合よりも、アンプからもっと大きなパワーを生み出すことができるのです。

そしてもちろん、レギュレーションされた電源は、ノイズが非常に低くなっています。Retro Stereo 50はSN比が2.83ボルト出力時に95dB(A)以上になっています。

Source: AMR/iFi measured on AP2

これは、多くのクラシックな設計のアンプの70dB(A)程度のSN比に匹敵します。そして今日でさえ多くの伝統的な設計の真空管アンプは80dB(A)以上のSN比を確保しようと苦闘しているのです。



注:上記2つのグラフは、X軸とY軸がまったく同じですから、並べて適切に比較することができます。

さらに重要なのは、Retro Stereo 50のノイズは、すべて真空管ノイズ(「チューブ・ラッシュ」とよく呼ばれます)であり、商用電源の周波数のせいだとされることのあるハム成分が存在しません。実際の場面でこれが意味するのは、たとえばもしも90dB/W/mのスピーカー(たとえばRetroのシステムに組み合わされるLS3.5)がRetro Stereo 50に接続された場合、1メートルの距離でのどんなノイズも、可聴限界よりも5dBほど低いということなのです。

したがって、Retro Stereo 50の場合は、いっそう微妙なところで美しい音が確保されていることになります。細心のテクノロジーとクラシックな真空管設計を組み合わせて、世界で最良のものを生み出しているのです。クラシックな真空管ではありますが、多くの人が真空管から連想するネガティブな側面(ノイズ、帯域の制限、パワーの制限、ぼやけた低音)はないのです。
 
実のところ、優れたスポーツカーがそうであるように、エンジンを吹かせば吹かすほど、反応が良好になります。Nirvanaを再生したいですか? Retro Stereo 50はきっとこう言うでしょう。「そんな小さな音量で僕をくすぐるのはやめてくれ。さあ、どんどん音量を上げようぜ」。

Retroの超高品質パーツ、さらにそれ以上

Retro Stereo 50の真空管増幅回路の残りの部分は、MELF抵抗(MELF形炭素皮膜固定抵抗器)を含む現代のSMDコンポーネント(表面実装部品)を使用してはいますが、まったくクラシックなものです。



C0Gキャパシター(積層セラミックコンデンサ)も使用しています。。。



旧友(昔なじみの回路)のパフォーマンスを新しい高みへと押し上げてくれるのです。。。

これらのパーツはいかに良質か?
説明しましょう。改良されたAMRのシグネチャーシリーズでは、それまでAMR機器のデジタルセクションに使われていたSanyo製の OSCON(導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ)に代わって、C0G(積層セラミックコンデンサ)が使われています。品質向上テクノロジーの例がこれです。そうです、これらの方法は、クラウドデザインで取り上げられたように、micro iDSDでも使われているのです。

真空管回路自体は超シンプルですが、同時に高度に洗練されてもいます。

ECF82ドライバー真空管は、「コンパウンド(複合)真空管」と呼ばれています。小さなシグナル5極管とかなりハイパワーな3極管を含んでいるのです。



5極管は唯一のボルテージ・ゲイン・ステージとして用いられています。この点で、ウェスタン・エレクトリックのクラシックな91Aアンプの設計に非常によく似ています。この91Aアンプは、シングルエンド・オペレーションによる300B真空管を世界に示したもので、真空管マニアの間では今なお最高の評価を保っているのです。



3極管は、5極管のゲイン・ステージと直接カップリングされており、「スプリット・ロード・フェーズ・スプリッター」と呼ばれるものとして動作します。これは2つの絶対的に等しい、しかし正反対のドライブ信号をパワーステージに供給します。この3極管はきわめてパワフルなので、私たちはこのパワーを使って、パワー真空管のためのパワフルなドライブ・ステージを創り出しています。EL84アンプのドライバーとしてよく使われているECC83真空管よりもずっと良好なドライブ力を持っているのです。

アンプ内の唯一のカップリング・キャパシター(ドイツのWima MKP-04タイプ)がドライバー・ステージとEL84パワー真空管をつないでいます。このEL84パワー真空管は、メンテナンスが容易なように、そしてまた調節不要で使用できるように、カソード・バイアス・モードで動作します。出力ステージは、「ウルトラ・リニア」と名付けられたコンフィギュレーションを使用しています。これによって、5極管動作による高効率性と3極管動作によるなめらかで音楽的なサウンドが良好にミックスされるのです。出力インピーダンスと歪みを低減するために、15dBほどのネガティブ・フィードバックが使われていますが、これはパフォーマンスを向上させながらも、多くのソリッドステートアンプが苦しんでいる、冴えのないハイフィードバック・サウンドをあまり生み出さないようにするのに、ちょうど良い数値なのです。

2015年4月12日日曜日

iFI Retro STEREO 50に採用されたEL84Xとは何か? そして他のEL84真空管とどう違うのか?

お客様からの質問…



私たちはレコード、SET(シングルエンド3極管)、フルレンジスピーカーが大好きで、様々な真空管をテストし、計測し、試聴した結果、EL84Xを見つけました。それは私たちが、一般に使われている6922sファミリーと比較した結果、GE5670プレミアム・ファミリーに出会ったのと同じようなものです。



EL84XはEL84とほぼ同じなのですが、現在製造されているEL84真空管と比較すると、主として評価が高い点、そしてもう少し音質が良い点が違います(少なくともRetro Stereo 50では、にんまりです)。



このブランド及びモデルの真空管の音質は、そのまま電気的特性につながっています。たとえば、ピーク・カソード・エミッション(陰極の電子放出量の上限)が標準的なEL84よりも高いので、より高いピーク電流を保持することができるのです。私たちの記録には、他の細かな点でもこの真空管が優れているという側面が多数記載されています。



EL84を使用したアンプの中には、何の変更もなしにEL84がそのまま使われるものもあれば、そうでないものもあります。Retro Stereo 50は、どちらの真空管を使ってもよいように設計されています(とはいえ、真空管の取り替えは保証が切れるまではお待ちください)。
理由は明らかですが、私たちは音質の良い、大量に入手できる真空管を求めて、市場を探しまわります。こうして私たちはこの真空管を見つけたのです。これは軍事用の真空管なので、オーディオ用に宣伝されることはなく、またオーディオ専用ともされていないのです。実際に使用すると、すばらしい“スーパーEL84”であることがわかります。EL84Xと命名されているのは、これが理由です。


明白な理由により、私たちは真空管の正確な番号を開示しないことにしています。取り替えはiFiでできますし、今後もずっとそうします。一般に販売されているEL84はまったく問題なくRetro Stereo 50で使用することができます。いずれは、私たちのEL84Xよりも音の良いEL84を製造する工場ができるかもしれませんね。