iFi audioは、ポータブルを念頭に置いたデザインにも趣向を凝らしたxシリーズの新機種xDSD Gryphonを発表しました。xシリーズは、2018年にポータブルDACアンプxDSD、続いてポータブルアンプxCANを発売しました。xDSD Gryphonは単なるxDSDの後継機種というわけではなく、xDSDとxCANの要素を合わせ、回路を完全に再設計し、別次元のパフォーマンスを実現しました。
xDSD Gryphonはヘッドフォンをハイファイに楽しむにあたって伝説的な製品になると自負しております。主な特徴は以下の通りです。
デジタル部
・32bit/768kHz対応(USB入力時)
・XMOS16コアプロセッサによるネイティブDSD512、MQAフルデコード対応
・先進のQCC5100シリーズチップセットを使用したBluetooth5.1搭載(対応コーデック:aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA/LHDC, AAC, SBC)
・エイシンクロナスUSB、S/PDIF(3.5mm同軸、光丸)入力
アナログ部
・低域増強機能XBass+、音場補正機能XSpace搭載、ヘッドフォンや音楽に合わせて音質調整が可能
・複数フィードバックループを最適化するiFi独自の「OptimaLoop」回路搭載
・バランス・フルディフェンシャルでありがなら、シグナルパスを最短にし、部品点数を少なくすることで伝送ロスを最小化したiFi独自の「PureWave」回路搭載
・超低ノイズでありながら、1000mWのハイパワー出力
その他
・フルバランス4.4mm、S-Balanced 3.5mmアナログライン入出力、及びヘッドフォン出力
・iEMatch機能内蔵
・ヘッドフォン/イヤフォンの感度を自動検出し、感度にあわせて出力パワーを調整する機能を搭載
・ローノイズなOLEDディスプレイを備えたアルミニウム筐体
デジタル部
・32bit/768kHz対応(USB入力時)
・先進のQCC5100シリーズチップセットを使用したBluetooth5.1搭載(対応コーデック:aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA/LHDC, AAC, SBC)
・エイシンクロナスUSB、S/PDIF(3.5mm同軸、光丸)入力
アナログ部
・低域増強機能XBass+、音場補正機能XSpace搭載、ヘッドフォンや音楽に合わせて音質調整が可能
・複数フィードバックループを最適化するiFi独自の「OptimaLoop」回路搭載
・バランス・フルディフェンシャルでありがなら、シグナルパスを最短にし、部品点数を少なくすることで伝送ロスを最小化したiFi独自の「PureWave」回路搭載
・超低ノイズでありながら、1000mWのハイパワー出力
その他
・フルバランス4.4mm、S-Balanced 3.5mmアナログライン入出力、及びヘッドフォン出力
・iEMatch機能内蔵
・ヘッドフォン/イヤフォンの感度を自動検出し、感度にあわせて出力パワーを調整する機能を搭載
・ローノイズなOLEDディスプレイを備えたアルミニウム筐体
デジタル部はDSD512/PCM768/MQAフルデコードに対応するUSB入力のほか、ハイレゾワイヤレスコーデックを含むすべての現行コーデックに対応したBluetooth入力、さらにはS/PDIF同軸、光入力も備えています。
アナログ部には、フルバランス4.4mm/S-Balanced 3.5mmヘッドフォン出力のほか、他のアンプに接続するためのフルバランス4.4mm/S-Balanced 3.5mmライン出力、また、同ライン端子は入力端子としても機能するため、xDSD Gryphonを単体アナログアンプとして使うことができます。
デジタル部、アナログ部の仕様は、いわば据え置き単体アンプと同等です。xDSD Gryphonは手のひらサイズの据え置きシステムであり、ポータブル/据え置き用途、どちらにも対応できるのです。
これらのデジタル/アナログ部を支えるのが数々のiFi独自技術です。NEO iDSDやmicro iDSD Diabloに搭載したシグナルパスを最短にし、部品点数を少なくすることで伝送ロスを最小化した「PureWave」回路や、回路の要所要所で最適化された複数のネガティブ・フィードバック回路を設けフィードバック誤差歪み、位相シフト、群遅延などを最小化した「OptimaLoop」回路がxDSD Gryphonのバランス動作を、理想的な動作かつ音質的に優れたものにします。xDSD Gryphonは超ローノイズでありながら、1000mWを超える出力パワーを誇ります。
超高感度なIEMと極めて鳴らしづらい平面型ヘッドフォンのどちらにも対応するというのは、アンプにとって難しい課題です。ヘッドフォン/イヤフォンで一番音量が取りやすいものと取りにくいものでは、適正な出力パワーの差がありすぎるのです。iFiではこれまでに様々な対策を機器に取り込んできましたが、今回、2つの機能を盛り込みました。1つがイヤフォン向けに手動でゲインを下げるiEMatch機能と、もう1つが接続したイヤフォン/ヘッドフォンの感度を自動検知し、出力パワーを自動で調整する機能です。この2つの機能を組み合わせることで、1000mWの出力パワーを備えながらも、どんなイヤフォン/ヘッドフォンでも使いやすい仕組みになっています。
筐体はxシリーズおなじみのアルミニウム製ボディに、多機能なxDSD Gryphonの設定を分かりやすく表示するOLEDディスプレイがつきました。内部にはバッテリーを内蔵し、連続最大再生時間は8時間に及びます。据え置き用途においてもバッテリー駆動は、電源供給をローノイズにできるため、大変有用です。
xDSD Gryphonは、iFi audioが誇る数々の技術、また今までの製品開発で培った経験をつぎ込んだ集大成ともいえる製品です。ポータブルのみならず、スーパーコンパクトな据え置き機器としても十二分な音質を誇ります。ぜひご期待ください。
主な仕様
入力: Bluetooth 5.1 (aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA, AAC, SBCコーデック)
MQAフルデコード対応(~352.8/384kHz)
DACチップ:バーブラウン製DACチップ
バッテリー:USB-C充電(BC1.2準拠、最大1.9A給電)
サイズ:123x75x19 mm
ラインセクション
出力電圧: バランス6.7V(可変)、シングルエンド3.5V(可変)
S/N比: バランス110dB(A)以下、 シングルエンド110dB(A)以下
THD+N: バランス0.007%以下、シングルエンド0.015%以下
ヘッドフォンセクション
出力端子:バランス4.4mm、シングルエンド3.5mm
出力インピーダンス: バランス1Ω以下、シングルエンド1Ω以下
S/N比: バランス116dB(A)以下、シングルエンド115dB(A)以下
THD+N: 0.005%以下(1V@16Ω)
保証期間: 12ヶ月
JANコード:5060738786381
発売予定時期:2021年11月下旬
標準的な小売価格:(予価)税込8万5千円弱
(仕様は予告なく変更になる場合があります)
日本国内出荷は、11月下旬、また価格は税込8万5千円弱を予定しています。正式に発売日が決まり次第、また改めてお知らせいたします。