2020年11月21日土曜日

NEO iDSD発売のお知らせ

PCM768/DSD512/MQA フルデコード対応USB, S/PDIF, Bluetooth-DAC兼

ヘッドフォンアンプ 

NEO iDSD




標準的な小売価格:95,000円(税別)

発売日:2020年12月下旬、入荷次第順次出荷開始

2020年11月20日より受注開始 

 

iFi audioが新たに展開するNEOシリーズは、今まで展開していたフラッグシップシリーズであるProの下位に位置付けるミドルレンジとなります。NEOシリーズの第1弾はデジタルマルチフォーマットに対応したDAC兼ヘッドフォンアンプとなるNEO iDSDです。iFi audioは2012年の設立以来、家庭用及びプロ用DACテクノロジーの最前線に位置し、PC、スマートフォンのローカル音源再生でも、オンラインのストリーミング音源再生でも、デジタル音源の模範的なサウンドを生み出してきました。今冬、すべてが新設計の据え置き型 DAC兼ヘッドフォンアンプが登場します。洗練された回路が家庭環境のあらゆるオーディオ・フォーマットに煌めくような音をお届けします。  

NEO iDSDは、最高の柔軟性を実現すべく設計され、水平にも垂直にも置くことのできる、スマートなアルミニウム筐体です。OLEDディスプレイは現在のフォーマットやボリュームレベル等の必要情報を表示し、なめらかな動きの多機能ロータリー・コントローラーが、複雑で多機能であるにもかかわらず、NEO iDSDをシンプルに使用することを可能にしています。OLEDディスプレイは、筐体の水平/垂直を自動認識し、表示の向きが切り替わります。

※214×146×41mmのNEO iDSDは、水平に置くだけでなく、付属のアルミニウム製スタンドを使用して縦置きすることもできます。 

NEO iDSD は 3 つの動作モード、固定ライン出力、可変ライン出力、ヘッドフォン出力を備えており、すべての基本を冷静沈着にカバーしています。純粋な固定ライン出力を備えた DAC として使用すれば、オーディオ・システム内の別のプリメインアンプやプリアンプに接続することができます。可変ライン出力を備えた DAC&プリアンプとして使うこともでき、これはパワーアンプやアクティブスピーカーに接続する場合には理想的です。そしてもちろん、ヘッドフォン・ユーザーのみなさまは、優れたアンプ・ステージを利用してすばらしい「ヘッドファイ」システムを実現することができるのです。 

ケーブル経由で接続しようと、最新フォーマットのBluetooth経由で接続しようと、NEO iDSDの一段上のデジタルエンジンとフルバランス・アナログ回路が魅力的なサウンドを生み出します。音楽やマルチメディアが輝き、次世代の音楽、AV、ゲーム体験をいっそう高めてくれます。 

カスタムデザインのデジタルエンジン

NEO iDSDの「デジタルエンジン」は、iFiが幅広く使用しているバーブラウンのDACチップを基本にしています。ナチュラルサウンドの「音楽性」と「トゥルーネイティブ」のアーキテクチュアによって、音質、DA変換回路、双方の観点から iFiの初期製品から採用しているものです。iFiはこのDACチップに豊かな経験を持っており、最上の音質を引き出す方法を知っているということです。しかし、NEO iDSDの音質にはDACチップの本来備わった音質が内在しているものの、模範的な DAC ステージを生み出すために、特定のDACチップの選定以上のものが数多く含まれています。 


 そういった重要な部品のひとつが、USBやS/PDIFデジタル入力経由で受信したオーディオ・データを処理するXMOSチップです。NEO iDSDは、処理能力を大幅に高めた新開発の低レイテンシーのXMOSマイクロコントローラーを使用しています。現世代の8コアのチップと比較すると、この新しい16コアのICは、2倍のクロック・スピード(2000MIPS)と4倍のメモリー(512KB)を実現するとともに、最新のスーパースピードUSB規格にも準拠しています。このXMOSファームウェアはiFi社内のデジタル開発チームがプログラミングしているので、音質を最適化し、バーブラウンのDACとの完璧な組み合わせを確保することができるのです。 



 その他にも iFiのGMT(グローバルマスタータイミング)フェムト精度クロックやインテリジェントメモリバッファなど、広範なジッター除去技術がデジタルステージへ適用されています。また、iFi の GTO(Gibbs Transient Optimised)デジタルフィルターが組み込まれています。今後、ファームウェアアップデートにより、別のデジタルフィルターを適用することを予定しています。 



※GTO デジタルフィルターの詳細:http://ifi-audio-jp.blogspot.com/2018/11/blog-post.html 

 

すべてのフォーマットが最高の品質で 

NEO iDSD はハイレゾ・オーディオの最高フォーマットへの対応を実現しており、32ビット、768kHzまでのPCMフォーマット、DSD512 までのDSD、そしてシングルスピードとダブルスピードのDXDに対応します。 


バーブラウンのDACチップの4チャンネル「トゥルー・ネイティブ」設計によって、PCMとDSDは別々の経路を通るので、DSDもPCMも「ビットパーフェクト」、つまりネイティブの形でアナログ変換に送られます。これは他のブランドのDAC機器では、それほど見られるものではありません。DSD対応と謳っていても、そういったDACの多くはDSD信号をPCMに変換しているのです。 



TIDAL「Masters」やMQA-CDなどで使用されている MQA フォーマットも、USBとS/PDIF(同軸、光)入力で対応しており、新しい16コアのXMOSチップによって384kHzまでのMQAのフルデコードが可能です。つまり、MQAレンダラーによる最後の「アンフォールド(展開)」だけではなく、「3つのアンフォールド」によるフル・デコーディング処理が内部で実行されるということです。世界中の幅広い機能を備えたDACでは、MQAが重要な検討要素になっています。TIDAL「Masters」のみならず、MQAローカル音源再生や、CDトランスポートによる MQA-CD再生においても、NEO iDSD による MQAフルデコード再生が優れたサウンドを最大限に活用するすばらしい手段となるのです。 

これまでに聞いたこともないようなBluetooth 

USB、S/PDIFによる入力に加えて、NEO iDSDではワイヤレスのBluetoothも対応しています。しかしこれは、今まで一般的にイメージされるBluetoothの音質ではありません。iFi のZEN BlueのBluetoothレシーバーやAuroraのワイヤレス・ミュージック・システムを聞いたことがないなら、これは初めての体験になるでしょう。 


iFiは、ZEN BlueとAuroraを発売した時、クアルコムの新しいQCC5100 Bluetooth ICを使用した最初のオーディオ・ブランドになりました。このチップを専用回路と組み合わせて、聴感的に優れた「Bluetooth エンジン」を開発し、今回これをNEO iDSDにも組み込んでいます。Bluetoothの便利さと幅広い機器への対応性は広く認識されていますが、多くの人々はBluetoothの音がどれほど良いかを理解していません。なぜなら、彼らはベーシックで時代遅れの装置で基本レベルの音質を体験しているだけだからです。

クアルコムのaptX AdaptiveとaptX HD、ソニーのLDAC、ファーウェイのLHDCを含む、現行のすべてのハイレゾBluetoothオーディオ・コーデックをサポートしています。他にも、通常のaptXとaptX Low Latency、AAC、SBC(「ごく普通の」Bluetoothコーデック)に対応しています。つまり、Bluetoothの規格内で可能な限りすべてのコーデックに対応しているということです。また、iFiの「Bluetooth エンジン」はワイヤレスでアップデートすることが可能なので、将来的にはNEO iDSDにさらにコーデックを追加することが可能です。 

NEO iDSDはBluetooth機器とのペアリングを7件まで「記憶する」ことができるので、機器の切り替えが簡単で、しかも最新の Bluetooth 5.0の規格により、受信レンジも不足ありません。また、現在のハイレゾBluetoothコーデックのサンプリングレートに対応しています。24ビットの処理能力を持ったコーデックで、aptX AdaptiveとaptX HDが48kHzまで、LDACとLHDCは96kHzまでです。 

PureWave回路設計 — パワーのバランス 

どのようなDAC兼ヘッドフォンアンプでも、デジタル・ステージは全体のストーリーの半分にすぎません。重要なアナログ回路の話になると、多くの機器は性能が不足しています。バランス・ディファレンシャル・アナログ回路設計は、左右チャンネルをフルに分離することで信号経路内のノイズとクロストークを減少させる能力によって、長い間高く評価されてきました。しかしこれはシングルエンドの回路に比較するとより複雑でコストがかかるので、ハイエンドのハイファイ・コンポーネントだけに用いられるのが伝統でした。 

iFiは、製品のシリーズへ徐々にフル・バランス回路を導入してきました。まずフラッグシップのProシリーズに、続いてエントリー・レベルの ZENシリーズの機器に導入したのです。これらの中間に位置するNEO iDSDは、新たに開発されたバランス・シンメトリカル・ デュアルモノ・トポロジーを採用し、短くダイレクトな信号経路を実現しています。これは、このNEO iDSDのために特別に開発されたもので、iFiではこの回路設計を「PureWave」と呼んでいます。並外れたリニアリティーと最少のノイズと歪みによって達成された、純粋な音を表す名称なのです。 

※NEO iDSD のフル・バランス・ディファレンシャル・アナログ回路設計はもっとも扱いのむずかしいヘッドフォンでもその能力を最大限に引き出します。 

 有名なハイエンド・オーディオ・エレクトロニクス・エンジニアで、バランス回路の開拓者としてよく知られ、現在はiFiの技術顧問を務めているジョン・カールが、トルステン・レッシュが率いるiFi社内のテクニカル・チームと密接に共同して、この設計を完璧なものにしました。全体にわたって高品質な部品が使用されていますが、その中には超低歪みのiFi特製オペアンプ、多層セラミックのTDK C0Gコンデンサー、MELF薄膜抵抗器、そしてムラタと太陽誘電のインダクターが含まれています。これらは同種の製品よりも高価ですが、低ESR(等価直列抵抗)、ハイ・リニアリティー、低歪みといった、クラスをリードする品質が音質に大きな効果を発揮しているのです。 

ヘッドフォンアンプ・ステージは、高感度なインイヤーモニターから莫大な電流を要求するプレーナー型ヘッドフォンに至るまで、どんなタイプのヘッドフォンを駆動しようと、パワーと安定のバランスを保ちます。バランス・ヘッドフォン・ソケットから32Ωで1000mW 以上の出力を継続して供給することができるのです。最高度の解像度を保つために、ボリュームは精密なマイクロプロセッサーでコントロールされた抵抗ラダー経由で、アナログ領域で調節します。 

NEO iDSDの低ノイズ・広帯域の電源供給回路はリニア・レギュレーションを採用し、優れたPSRR(電源電圧変動除去比)を示します。PMOSデバイスを使用したBiCMOS半導体テクノロジーが超低歪みと優れたトランジェント・レスポンスを実現します。これがiFiの iPower AC/DCアダプターと組み合わされて、同種の機器よりも著しくノイズを低減します。iPower 5V(単体では6,800円[税別])がNEO iDSDに同梱されています。 



オーディオ・フォーマット、サンプリング・レート、ボリューム・レベル、入力モードを表示するOLEDディスプレイは明るさを調節することができます。これらのオーディオに関係のない制御信号は、設定を変える時にだけ「目覚める」SilentLineデザインによって、オーディオ信号に電気ノイズが干渉することもありません。FETベースのスイッチ切り替えをマイクロコントローラーが、設定を変えるときにのみ動作し、音質に有害な干渉を根絶することができるのです。  

性能測定値の観点では、こういった細部への惜しみない注意が 0.0015%以下のTHD(全高調波歪み率)、120dB 以上のSNR(SN比)に結実しています。どの価格帯でもきわめて印象的な数値です。聴感上は、これによって明瞭度とテクスチュアが増し、よりダイナミックで魅力的なパフォーマンスが実現します。まったくシンプルに言って、まさにアーティストが意図したとおりの音楽が、より多く聞こえるのです。  

高い接続性 

NEO iDSDは3つのデジタル入力端子を装備しています。エイシンクロナス USB-B、S/PDIF同軸、S/PDIF光です。これら 3つのデバイスは同時に接続することができ、しかもBluetoothでも接続できます。  

バランス出力を装備しているので、NEO iDSDのフル・バランス回路を最大限に活用することができます。フロントパネルには、6.3mm シングルエンド・ヘッドフォン・出力に加えて、4.4mmペンタコンバランスヘッドフォン出力も装備されているので、バランス接続が可能なヘッドフォンで使用することができます。高品質なヘッドフォンやインイヤーモニターは、ますますこの4.4mmペンタコン端子を備えるようになっています。オプションでケーブルを 4.4mmペンタコン用にアップグレードできるようになっている機種も増えています(負荷の大きなヘッドフォンには特にこの出力をお奨めします)。背面パネル には、NEO iDSDをアンプやアクティブ・スピーカーに接続するための RCA シングルエンド出力端子に加えて、ハイエンド・ハイファイの標準であるバランス接続を可能にするためのXLRバランス出力を備えています。 

 

NEO iDSDは標準的な小売価格95,000円(税別)、12月下旬から出荷を順次開始します。 

 

フロント/リアパネルの仕様




  1. OLED ディスプレイ
  2. 多機能ロータリー・コントローラー
  3. 入出力切り替え/Bluetooth ペアリングボタン
  4. 電源ボタン
  5. 4.4mm バランスヘッドフォン出力
  6. 6.3mm シングルエンドヘッドフォン出力
  7. XLR バランスライン出力(固定/可変)
  8. RCA シングルエンドライン出力(固定/可変)
  9. S/PDIF 同軸入力(PCM44.1~192kHz/MQA フルデコード対応)
  10. S/PDIF 光角入力(PCM44.1~192kHz/MQA フルデコード対応)
  11. USB3.0-B オーディオ入力(PCM44.1~768kHz/DSD64~512/MQA フルデコード対応)
  12. DC5V 電源入力
  13. Bluetooth アンテナ 


主な仕様 

デジタル入力: 

  • USB3.0-B メス(USB2.0 互換) 
  • S/PDIF(同軸/光) Bluetooth 5.0 

 

対応フォーマット(USB): 

  • DSD(512/256/128/64) 
  • DXD(768/705.6/384/352.8kHz) 
  • PCM(768/705.6/384/352.8/192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz) 
  • MQA(フルデコード対応) 

 

対応フォーマット(S/PDIF 同軸、光): 

  • PCM(192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz)
  • MQA(フルデコード対応) 

対応フォーマット(Bluetooth): 

  • AAC, SBC, aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, LHDC/HWAコーデック 

ライン出力 

ライン出力レベル: 

  • XLR:6.3V/7.7V 最大(可変)、4.4V(固定) 
  • RCA:3.2V/3.9V 最大(可変)、2.2V(固定) ライン出力インピーダンス: 
  • XLR:100Ω以下 
  • RCA:50Ω以下 

S/N 比:

  • -112dB(A)@0dBFS(XLR/RCA) 

ダイナミックレンジ:

  • 117dB(A)以上@-60dBFS(XLR/RCA) 

THD+N:

  • 0.0015%以下@0dBFS(XLR/RCA) 

 

ヘッドフォン出力 

ヘッドフォン出力レベル: 

  • 4.4mm バランス:2V/6.2V 最大 12Ω - 600Ω 負荷 
  • 6.3mm シングルエンド:1V/3.3V 最大   12Ω - 600Ω 負荷ヘッドフォン出力パワー: 
  • 4.4mm バランス:68.6mW 以上@600Ω、1040mW 以上@32Ω 
  • 6.3mm シングルエンド 17.6mW 以上@600Ω、295mW 以上@32Ω 出力インピーダンス:1Ω以下 

S/N比:

  • -112dB(A)@3.3V シングルエンド、6.2V バランス)

ダイナミックレンジ:

  • 120dB(A) 

THD+N:

  • 0.0015%以下(125mW@32Ω) 

 

消費電力:

  • 無信号時 ~0.5W 最大出力時 〜2.5W

入力電圧:

  • DC 5V/2.5A、AC100-240V、50/60Hz(iPower 5V 付属)  

サイズ :

  • 214×146×41mm 

重量:

  • 970g 

保証期間:

  • 12ヶ月 

出荷開始日:

  • 2020年12月下旬 

標準的な小売価格:

  • 95,000円(税別)

JAN:

  • 5060738783472 

※仕様は予告なく変更になる場合があります 

 




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