2018年2月3日土曜日

iPurifier ACのアース電位についてのFAQ

Q. 正式なアースの代わりにいろいろな会社から出ている仮想アース製品に接続してもiPurifier ACはアースとして認識し、グリーンのLEDがつきますか?

A. 仮想アース製品はアース電位をどの程度下げられるかによって決まります。すべてを試すことはできませんが、市販のオーディオ用仮想アースの効果にはかなりバラつきがあります。

iFi audioはiPurifier ACがアース効果があると認識できるレベルの「仮想アース」について以下のようにコメントしています。

A better choice is to add a true earth to the system, from earth rods driven directly into the soil (traditional houses) or to approximate one in concrete floored buildings with steel re-inforced structures by placing a large metal plate (> 1m2) on the floor (below tatami/carpet) directly on the concrete.
もっと良い選択は、システムに真正のアースを加えることです。木造の家の場合は、アース棒から直接地面にアースを落とし、鉄筋コンクリートのビルの場合は、床(の畳や絨毯の下)のコンクリートに直に大きな金属プレート(1平方メートル以上)を置いて、地面に近い状態を作りだして、そこにアースを落とすのです。

テスターで簡単な測定をしてみるとわかりますが、テスターの2つある極の一本を直に手で持ち、もう一方をオーディオ機器の端子(RCA端子なら端子の金属部分)に当てると、日本の電源環境ではほとんどの場合アースが完全には取れておらず、オーディオ機器の筐体が電位を帯びていることがわかります。(多くの場合は2V〜3Vですが15V以上の場合もあります)。
1平方メートル(100cm四方)以上の金属プレートを床や絨毯の下に敷くのも、庭にアース棒を電位が下がるところまで深く打ち込むのも、一般家庭ではハードルが高いかもしれません。特にアース工事に関しては専門業者にご依頼いただくことをおすすめします。

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