2015年3月17日火曜日

micro iDSDとiPod ClassicsなどiOSデバイスのデジタル接続


micro iDSDやnano iDSDは、アップルのCCK(カメラ・コネクション・キット)を用いた接続によりiPhoneやiPad、iPod Touchとのデジタル接続が可能ですが、これはCCKによってiOSデバイス側をホストに変えるため、micro iDSD側がデバイスとなってデジタル信号を受ける方式です。これは7以降のiOSが入らないとできません。つまりiPhoneでは4以降、iPadでは2以降、iPod Touchでは5(現行バージョン)でないとCCKを用いた接続ができません。
最近、サポートへのご質問で増えてきているのが「microやnano iDSDとiPod Classic(naでデジタル接続できないか?」というものです。
残念ながらiPod ClassicsやiPod nanoのiOSが違うため、CCK経由では不可能なんですが、SPDIF(同軸)入力があるmicro iDSDについては、DDC(Dock to SPDIF)を間にはさめば接続が可能です。同じiDSDでもnano iDSDのほうのデジタル入力はUSBしかなく、SPDIF端子は出力専用なので、この方法ではムリなんですが・・・そこもちょっとややこしいですね。
「Made for iPod」をうたうDDCは非常に少ないんですが、Cyber LabsのAlgorhythm Solo -dbが現状で対応しています。

同軸ケーブルで接続するとこんな感じ。


同軸ケーブルも短いものを探そうと思うと大変ですね。写真はiLinkに付属するケーブルを使っています(BNCからRCA端子へ変換あり)。iPodとの接続は-dbに付属するケーブルでOK。写真は30ピンのタイプですが、Lightningタイプも付属しています。





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